【3分で理解!】最近よく聞く「IoT」って?「寒い日あるある」のアレが解消!
最近、新聞やwebニュースでよく見かける「IoT」という言葉。みなさんは正しく説明できますか?今回はこの「IoT」について、わかりやすくコンパクトにご説明します。
IoT(Internet of Things)は「モノのインターネット」のこと
小見出しの通りですが、「モノのインターネット」と言われても、何のことだかわかりませんよね。これまでインターネットに接続するといえば、パソコンやサーバー、プリンタといったIT関連機器が主でした。しかし、それ以外の様々なモノもインターネットに接続できるようになるのが「IoT=モノのインターネット」です。
具体的には、例えば家の監視カメラが挙げられます。これまでは監視カメラで撮った映像を自宅に帰って再生してチェックしなければなりませんでしたが、監視カメラがインターネットに接続されることで、外出先からもスマホやPCで監視カメラの映像をリアルタイムにチェックできるようになります。
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IoTが普及すると何が変わるのか
それではIoTが今後出来得ることをいくつかご紹介しましょう。
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IoTのチカラ①:離れたモノをチェックできる
IoTによって、離れたモノをチェックできるようになります。
【具体例】
・留守中のペットの行動を知る
・ドアの開閉を知る
・窓の施錠の状態を知る
・植物の土壌に含まれる水分量を調べて、水やりのタイミングを知る
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IoTのチカラ②:離れたモノを操作できる
IoTによって、離れたモノを操作できるようになります。
【具体例】
・エアコンの電源を入/切できる
・照明の明るさを調整できる
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帰宅時の寒い部屋とはサヨナラ!こんな暮らしが待っている!
【個人編】
例えば、寒い冬の日。帰宅電車の中でスマホを使って自宅の室温を調べます。予想以上に寒ければ、スマホで部屋の最適温度を設定し、エアコンのスイッチを入れます。こんなカンタン操作だけで、帰宅時に暖かい部屋があなたを迎え入れてくれるのです。
【企業編】
アメリカでは、おいしいワインを作るためのぶどう育成にIoTを使っています。ぶどう畑にセンサーを張り巡らせることで、土壌の温度や湿度、栄養状況、風向き、気温などをリアルタイムで分析するのです。さらに、データに基づいて自動で水や肥料の供給を行い、品質のいいぶどうを育てることも可能です。
【ネットで話題になったあるニュース】
虚偽の情報を、文章やレイアウトによってさも真実であるかのように掲載する人気サイト『虚構新聞』が発表し、au研究所が実際に開発を始めたことで話題になった「次世代炊飯器INFOJAR」をご存知ですか?こちらは外出先のスマホからご飯の炊飯予約ができ、ご飯が炊けたら自動的に「ごはんなう」とtwitterに投稿されるというIoTを使った面白いアイディア。冗談で投稿されたアイディアが実現するなんて、なんだか夢がある話です。
IoTがすすめば、ヒトの仕事がなくなる?
IoTによって、私たちの生活がより便利になることは間違いありません。モノがどんどん賢くなり、あらゆる調査・作業を自動でやってくれるようになるからです。これはつまり、今までヒトがやっていた仕事の領域をモノが代替してくれることを意味します。では、モノがどんどん賢くなる時代に、ヒトはどのような価値を発揮していけばよいのでしょうか。
現代社会は、すでにモノに仕事を取られる時代に突入しています。IoTの普及はそれをより加速度的に進行させていくことでしょう。
(文/しらべぇ編集部・河津愛美)