沖縄県民が他人によくされる「いい加減にしろ!」となるネタ10連発
今月末から始まるゴールデンウィークを利用して、沖縄県へ旅行をするという人は少なくないだろう。
事前に情報を調べるべく知り合いの沖縄県民へ話しかける人もいると思うが、そんな人たちに対して「いい加減にしろ!」と毎年思っている沖縄出身者がいる。
金城さん(仮名)は沖縄県から東京へ移住したのだが、自分が沖縄県出身者というだけでいつも言われたりされることがあり、嫌になっているのだという。
いったい金城さんはどんな行為に対して嫌気がさしているのだろうか? 彼が語ってくれた内容は以下のとおりだ。
①那覇市に住んでいるのにやんばる(名護より北の地域)の質問をされる
「那覇に住んでいるのに「国頭村でお勧めの場所ある?」って聞かれても知らないですよ。行かないんで。東京23区に住んでる人に奥多摩の情報聞くようなものですよ(怒)」
②自分が住んでいない島について「どうなの?」と聞かれる
「これもよくあるんですが、本島に住んでる人に宮古島や与那国島のことを聞かれても分からないですよ。親戚がいる人はまだいいですけど、おそらく観光客のほうが詳しいレベルです(怒)」
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③「ゴーヤーチャンプルーのうまい店教えて」と聞かれる
「ゴーヤーチャンプルーなんて店で食わないですからね。あとそんな毎日食うもんじゃないです。にんじんしりしりーとかのほうが食いますよ。あと、そば。」
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④「食堂で寝てるんでしょ?」と言われる
「東京のテレビでやってたからよく言われるんですが、寝ません。沖縄のド田舎であればそういうところもあるかもしれませんが、那覇とか北谷の食堂で寝てたらつまみだされますよ?(怒)」
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⑤カラオケで「島唄を歌ってよ!」とせがまれる
「これもよくあるんですが、沖縄県民だからって全員島唄を歌えるワケじゃないですからね。大阪人が全員やしきたかじんの曲歌えるかって話ですよ(怒)」
⑥島唄=沖縄の歌だと思って『安里屋ユンタ』を歌うと知らないのでドン引きされる
「それでね、カラオケでせっかくだから沖縄っぽい歌の『安里屋ユンタ』を歌ったら誰も知らないんですよ。お前沖縄の歌聴きたいんじゃねーのかよと。竹富島までぶっ飛ばしたくなるレベルですよ(怒)」
⑦東京都民の歌う島唄でエイサーを踊らされ、「この腐れナイチャーがッ…!」と思ってしまう
「挙句の果てには エイサー踊ってくんない? って言われるんです。踊れるからさらに悔しいんですが、心の底ではマジギレしながら踊ってますよ(怒)」
⑧「締めにステーキ食ってるんでしょ?」と言われる
「これもテレビでやってたから言われるんですが、締めにステーキ食うヤツも確かにいるけどそこまで多くないですよ。そばのほうが圧倒的に多いんじゃないですか?」
⑨「意外と さー って言わないよね」と言われる
「具志堅用高や福原愛じゃないんだからそんなさーさー言わないですよ。」
⑩知人が沖縄旅行に行くといつもはほぼ連絡しないのにLINEで沖縄画像を送られる
「いつも連絡ぜんぜんよこさないのに、沖縄旅行に行くと無駄に沖縄画像をLINEで送ってくるやつね。マジで帰りたくなるからやめてください」
確かに島唄を歌うようせがんだり、沖縄の田舎の情報を聞くのはよくあるネタかもしれない。沖縄県も意外と広いので、まずどの地域出身かを聞いてから質問したほうが、嫌な気持ちにさせずに済むのだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)