【閲覧注意】アマゾンで買える!ワニの肉じゃがを作ってみた
Amazonの品揃えには驚かされる。本来、珍肉を取り扱う店に行かなければ食べられないワニ肉が、なんと通販で手に入るのだ。
はたして、通販のワニ肉はどんな味がするのだろうか。しらべぇ取材班は、これを購入して、家庭料理の定番「肉じゃが」にして食べてみた。
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■スベスベな触り心地のワニ肉
購入したのは「クロコダイルつめ2本セット」である。片方は小ぶり、もう片方がどっしりとしている。解凍したクロコダイルの皮はスベスベでさわり心地がなかなかいい。肉は、牛や豚ではなく、鶏に近い見た目をしている。
肉がワニである以外は通常の「肉じゃが」となんら変わらない。玉ねぎ、人参、じゃがいもをざっくり切り、先に鍋で煮て、火を通しておこう。
小ぶりな方は爪だけを叩き折り、これは出汁を取れるかもしれないと考え、そのまま投入。
大ぶり肉は骨の付き方がまったく見当もつかないので、切るのに苦戦することに…。だが肉自体は弾力があるものの、包丁で削ぎ落とすことは意外にも簡単だった。
この調子でどんどん肉を削いでいこう。
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■中に放り込んでしまえばワニ感ゼロ
酒、砂糖、醤油、和風だしで味を整えた野菜たちに、ワニの削ぎ落とした肉を投入する。こうやってみると、もうワニ肉なのかどうなのかの判別はつかない。
ちなみに、ワニ肉に特徴的な臭いはない。煮込んでみても、羊などのような独特の臭みはまったくしなかった。あえて言うなら、ちょっと動物園の爬虫類館の臭いがするかもしれないが、ほとんど気にならないレベルである。
器によそってみるとこんな感じ。これを見てワニ肉じゃがだと誰がわかるだろうか?
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■味は意外にも…
気になるお味だが、意外にもあっさりとした印象。歯ごたえがよく、しかし、噛みしめればホロホロとほどけていく。肉じゃがの味付けとも喧嘩することはなく、これは成功だと感じた。
しかし、正直「めちゃくちゃウマい!」というものでもなく、量もさほど多いわけではない。話のネタに食べてみる分にはよいのだが、日常的に食べたくなる類のものではなさそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ)