会議中にPCで「他の仕事」をしている人はアノ世代に多い
近ごろ、企業の会議でよく見かける光景は、ほとんどの参加者がモバイルノートPCを広げている姿。社内のwifiにつなげれば、自分の席にいるのとほぼ変わらず、メールチェックや書類作成など作業をすることができる。
だがしかし、みなさんは疑いの思いを抱いたことはないだろうか? 「この打ち合わせに来て、キーボードをカタカタ叩いている人たちは、本当に『この打ち合わせの作業』をしているのかどうか」と。
そこで、しらべぇ編集部は、全国20〜60代の働く男女864名を対象に「打ち合わせでの内職」について調査を実施した。
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■1割弱は内職していることが多い
会議に持ち込んだパソコンで他の作業をしていることが多い、と答えたのは全体の1割弱。ほとんどの人は真面目に参加しているようだが、内職派も確実に存在することがわかる。
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■30〜50代男性との打ち合わせは要注意
パソコンで他の仕事をしている割合は、世代・性別で大きなバラつきがあるようだ。
30〜50代男性のみ1割を超え、中でも3、40代の割合が高い。ビジネスの中核を担う年代で、会議にパソコンを持ち込むことも多いだろう。
しかしあの時、彼らが会議のメモをとっているかのようにパソコンに打ち込んでいたのは…他の書類だったかもしれない。また一方、若手世代は打ち合わせ中に他のことをするほど余裕がないのだろうか。
ノートPCは反対側にいる人からは、画面に映っているものが見えない。そのため、内職するにはうってつけではあるのだが、会議の効率を考えれば、やり過ぎは考えものだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の働く男女864名(有効回答数)