【娘が暴露!】「本当は帰省したくない…」親戚付き合い重荷感じる女性44.7%!

2014/12/18 17:30


しらんべぇ1218帰省

12月も半ばにさしかかり、年末の予定が徐々に埋まってきたこの季節。特に予定が集中するのが年末年始でしょう。すでに旅行の計画を立てたり、帰省用の航空券や特急券の予約を済ませた方も多いのではないでしょうか。

毎年この時期、テレビのニュース番組では孫の顔が早く見たい祖父母が改札前で家族を迎えに来ている様子をよく見かけますよね。久々の再会に笑顔を見せる家族の姿に思わずほっこりする方も少なくないのではないでしょうか。

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「結婚はまだか?」「酌をする理不尽さ」「イヤミしか言われない」

しかしその一方、帰省や親戚との顔を合わせは重荷で仕方がないと感じている人もいます。

筆者が取材した地方出身・東京在住者の中には、帰省や親戚付き合いが重荷で仕方がないと答える人が何名か見られました。以下、彼らの一部コメントを紹介します。

「親戚の集まりでは自分が一番年下なので話題が合わずつまらない」(21才・男性)
就職が決まっていないころの親戚の集まりは苦痛で仕方なかった」(29才・男性)
「恋人の話なんて全然しなかった父親が、去年から急に『結婚はまだか?』と聞くようになりました。これ以降、帰るのがホントに嫌になりました」(26才・女性)
「年に2度しか会わない親戚に酌をする理不尽さ!」(28才・女性)
「性格がクソ悪い祖母からはイヤミしか言われない」(30才・女性)

親戚同士の集まりは決して楽しいことばかりではないようです。それは、男女1500人を対象にした以下のアンケート調査も示しています。

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帰省、親戚付き合いに気が重くなるのは女性が多い

【質問】
「年末年始の帰省や親戚づきあいのことを考えると、気が重くなる」と答えた人の割合

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・男性:35.1%
・女性:44.7%

特に、女性のほうが憂鬱な気分になりやすい結果が出ています。その割合は約2人に1人。あなたが新幹線に乗ってワクワクしながら帰省しているとすれば、両脇の座席に座った女性のうち一人は憂鬱な気分になっているということです。

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年配男性ほど親戚付き合いのプレッシャーはない!しかし女性は…

一方、親戚付き合いにストレスを感じていないのはどの世代でしょうか。結果をさらに世代別に見てみます。

【男性・世代別】
「年末年始の帰省や親戚づきあいのことを考えると、気が重くなる」と答えた人の割合

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・20代:45.3%
・30代:38.7%

・40代:36.7%
・50代:24.0%
・60代:30.7%

【女性・世代別】
「年末年始の帰省や親戚づきあいのことを考えると、気が重くなる」と答えた人の割合

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・20代:47.3%
・30代:45.3%

・40代:46.7%
・50代:41.3%
・60代:42.7%

おおむね、年配の男性ほど親戚付き合いへのストレスは少ないようです。親戚間の人間関係は、年功序列ということでしょうか。20代男性と50代男性の割合にはおよそ2倍の開きがあります。

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親戚付き合いは「年功序列」「男尊女卑」なのか

男性の結果が世代間で明確な差が見られた一方、女性については世代間の差は見られませんでした。いくつになっても、女性は親戚付き合いの悩みが解消されないのかもしれません。

以上の結果から、一つの仮説を導くことができます。男性については年をとるごとに親戚付き合いのプレッシャーは軽減する。一方、女性はそれに変化がない。つまり、親戚付き合いは、年功序列で男尊女卑の傾向がある、という説です。

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若者が親戚付き合いを避けるのは合理的行動かもしれない

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いつの頃か、一部メディアにおいて「現代社会は家族や親戚とのつながりが希薄になった」ということが批判的なトーンで語らるようになりました。仮にこれが事実だとすれば、今回の調査結果はその理由を説明しているかもしれません。

親戚付き合いが「年功序列」「男尊女卑」だとすれば、そこから逃げるようにしがらみのない都市部へと若者が移住するのはある種の合理的行動と言えます。親戚同士に限らず、人間同士の過剰な相互監視や介入は、時としてしがらみやハラスメントを引き起こします。

今回の調査結果は、家族や親戚との「絆」が手放しで歓迎されるべきものではないことを証明している結果と言えるかもしれません。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2014年11月14日(金)~11月16日(火)
対象:全国20代~60代 男性1500名

(文/しらべぇ編集部

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