恋愛相談した際のご飯代は「相談した人のおごり」にすべき?
恋をすると誰しも、盲目になる。他人のことは冷静に判断できても、自分のこととなると難しいものだ。
そんな時、親しい友人に相談をする人は多いだろう。近況報告をしつつ、恋に話を咲かせる…じつに有意義な時間だが、一方で金銭面で不満を持つ人もいるらしい。
それは、恋愛相談した人とされた人で、お会計が折半なのはおかしい、という考えだ。
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■若者ほどワリカン慣れしている?
しらべぇ編集部では全国の男女1365名に調査を行なったところ、「恋愛相談の時の飲食代は、相談する側が払うべきだ」と答えたのは全体の34.7%。
年代別では年がいくほどに「おごりにすべき」と答える割合が増え、60代では過半数に迫る勢いとなっている。また、男女別では大きな差は見られなかった。
昨今、若者の交際に変化が起こり、デートでもワリカン会計が増えていると指摘されているが、相談事でも同じ傾向があるようだ。
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■「相談するならおごれよ」と思っている人の特徴は…
また、「自由業」「先生と呼ばれる仕事」「ひとり暮らしをしている」などの人に、相談者のおごりを希望している傾向があることも判明。
自由業、つまりフリーランスは仕事が保証されているわけではないため、それだけ無駄な支出に厳しいのだろうか。それは現在、ひとり暮らしの人も同様だろう。
一方、「先生職」の人は頼りにされやすいだけに、相談される回数が多くなっているのかもしれない。
■女子会男子はこんな話も…
しらべぇ取材班は、おごりを希望している男女ふたりに話を聞いた。
「聞き上手とよく言われるのですが、そのせいかすごく女友達の恋愛相談に乗るんです。さすがにおごりはしないけど、なにかあると落ち込んだり病んだりして連絡してくる子もいるし…。酷い時は毎週末、誰かしらの相談に乗っていますね。
僕も暇じゃなくて、仕事で疲れている時にがんばって行ってるんだからお金出してほしいなあと思うこともあります」(20代・男性)
「女子会の時は話す分量が同じだけど、恋愛相談のほうは9対1くらいになることもありますよね? たしかにご飯は同じだけ食べてるけど、聞くのも体力いるわけだし、バイト代ほしいと思うくらい」(20代・女性)
恋愛相談と言いつつも、大切な友人の場合真剣に話を聞かないといけず、意外と体力を消耗してしまうものらしい。今後、誰かに「気になる彼・彼女」の話をする際は、覚えておくといいかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)