「午後の紅茶とリプトン」ならどっち派?圧倒的な人気は… 

2016/04/30 08:00


紅茶

午後の紅茶とリプトン…紅茶が飲みたくなったとき、あなたはどちらを選ぶだろうか? 両者ともに人気の高いメーカーの飲み物であるが、好みは大きく分かれるはず。

果たしてどちら派が多いのか、しらべぇ編集部は調査を行なってみることに。


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■圧倒的に午後ティー派!

まず、性年代別で比較してみると…

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全体的に午後ティー派が多いと明らかに。だが、50代ではリプトン派も4割に増えている。若年層と比べ、わずかながらでも年配層でリプトン好きが多いのは、日本に普及し始めた時期を考えるのが妥当であろうか。

リプトンは19世紀末にスコットランドで誕生し、日本では1906年から輸入が始まったと言われる。日本でも100年以上の歴史がある飲み物なのだ。そのため、とくに年配層の間では親しみがあるのかもしれない。

一方の午後の紅茶は、キリンビバレッジが1986年から販売しており、歴史だけで考えるとまだ浅い。しかしながら、甘さ控えめで日本人向けに作られているため、「飲みやすさ」という点で多くの人に受け入れられていると考えられるだろう。


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■午後の紅茶とリプトン、どう違う?

ここで紅茶好きの30代男性に、午後の紅茶とリプトンの違いを語ってもらうことに。

リプトンはとにかく甘いですよね。あと、ちょっと風味がバタ臭い。レモンティーもミルクティーも、かなり味が強いという印象がありますよね。そのため、甘党の方には根強い人気があるのではないでしょうか。


一方の午後ティーは、日本人向けに毎日飲んでも飲み飽きないような調整がなされているような気がします。運動したあとに飲んでも爽やかな味わいで、違和感なくゴクゴク飲めますよね。


なので僕は、糖分がほしいときにはリプトン、スッキリしたいときには午後の紅茶で飲み分けています」


彼のように、シチュエーションや気分によって選択する人もいるのではないだろうか。


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■会社役員は好みが真っ二つに!

ちなみに職業別で調査をしてみたところ、経営者/会社役員では好みが真っ二つに割れる結果に!

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上記で説明した年配層のリプトン支持が高いとも考えられるが、本物志向のリプトンの魅力に惹かれている人もいるのかも。

リプトンを創設したトーマス・リプトン氏は、茶葉の栽培から販売まで「一貫体制」を築き、一般庶民が飲めるように低価格化を実現。紅茶の大衆化に貢献したのである。

彼の功績を思いながら、会社の重役たちは仕事中にリプトンを飲んでいるのかもしれない。

(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie

qzoo調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)

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