占い依存で100万円も!「スピリチュアル」にハマりすぎた人5選
人生に迷ったとき、占いや霊能師など「スピリチュアル」なことを頼りにする人は少なくないだろう。しかし、中には極度にのめり込みすぎて、周囲を心配させる人も。
そこでしらべぇ取材班は、「スピリチュアルにハマった人」を知っている人に話を聞いてみた。
■占い
①遊びの約束を占いによって決める
「女友達にすごく占いにハマった子がいて、最初は自分の家のインテリアを意識しているくらいだったんです。でも次第に遊ぶときの日時や方角、食べる物にまで占いを取り入れるようになり。
それがイヤになって、どんどん疎遠になっていきました…」(女性/36歳)
②自分の感情よりも占いの相性を信じる
「ある日突然、占いにのめり込んだ女友達。長年付き合っていた彼氏と『占い的に相性が悪いから』と一方的に別れて、愛がないけれど相性抜群だという男性と結婚。
でも1年足らずで離婚していましたね…」(女性/32歳)
③占い依存に陥り100万円も使った
「20代前半の頃に好きな人ができて、彼の気持ちが知りたいがゆえにネットの有料タロット占いにハマり…気づけば月15万も使っていました。
自分でやめようって思うまでに、計100万円近くは使ったと思う。いま思えば、そんなお金があったら自分磨きに使ったほうが、うまくいっていただろうな…と。」(女性/29歳)
■霊能師
①イジメが原因の不登校を悪い虫のせいにされる
「うちの祖母は霊的なことが大好き。私が小学校高学年になって、イジメが原因で不登校になったときも、すぐさま霊能師に相談。
『あなたのお孫さんのお腹の中には大きな悪い虫がいて、それが原因で不登校になっている』と言われたらしく、『どんな悪い虫も退散できる聖水』なるものを買ってきました。
もちろんそんなものを飲ませられても不登校が治るわけがなく…。でも祖母は『高い聖水を飲ませたのに効果がなかった。』とグチグチ言い、子供ながらにさらに追い詰められました」(女性/29歳)
②ケチな祖母に高額な品を買わせる霊能師の商才に驚き
「祖母が、地元にいる霊能師さんにのめりこんだんです。毎朝8時に謎の集会に熱心に参加して…まぁ、本人が楽しんでいるならいいだろうと放っていました。
でもしばらくして、持っているだけで幸福が舞い込むという80万円の数珠を買ってきて家族は驚愕。その馬鹿高い値段もそうだけれど、1円でも安いものを買うくらいケチな祖母にそんなものを買わせるなんて…と。
自分は仕事が営業なんで、家族に『あんた弟子入りして、PR力を学んだほうがいいんじゃない?』と真顔で言われました」(男性/28歳)
スピリチュアルなことは、時として勇気を与えてくれたり人生の道標になってくれたりするが、のめり込みすぎないように注意も必要のようだ。
・合わせて読みたい→プロが伝授!「絶対に気をつけるべき占い師」の特徴4選
(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)