汗かきさん必読!着るものに困るこの時期オススメの服とは?
こんにちは、痩せの汗かきスタイリストの久保田(フランソワ)です。 汗かきさんにとってはこの5月〜6月という時期が、ある意味1年でもっとも厳しいシーズンかもしれません。
気温20度前後ともなればちょっとしたことですぐ汗ばんでしまいますし、逃げ込んだコンビニや電車のエアコンもまだ冷房でなく「送風」どまりですから。
体感的にはいっそ半袖&短パンで過ごしたい暑さ、でも周りにそんな真夏スタイルの人はひとりもいない…。
汗と人目の狭間で着るもの選びに四苦八苦している暑がりの人たちに、今すぐお試しいただきたい「汗かきスタイリストが提案する見た目のわりにじつは涼しい服」をご紹介します。
① デニムパンツより「アンクルパンツ」
デニムというのは、「夏は暑く、冬は寒い」素材。通気性が良くないので、暑がりの人の春夏には相性が悪いのです。その代わりにオススメなのがアンクルパンツ等の半端丈パンツ。
足首は面積が小さいわりにはとても涼しく感じる箇所ですので、積極的にさらしていくべきです。靴下も履かないか、スニーカーソックス等の足首が露出するタイプにしましょう。
② シャツは綿・ポリエステル素材より「麻」
半袖ではちょっと肌寒い日…と天気予報では言ってるけど、汗かきの人にとっては長袖がキツい日、よくありますね。もしくは仕事でどうしてもTシャツじゃダメな日。
そんなときには綿やポリエステル素材のシャツではなく、麻素材のシャツがベターです。天然素材で最も涼しい素材といわれる麻は、さらりとした着心地で暑がりの人なら病みつきになる着心地ですよ。
③ Tシャツは薄手より厚手!
綿100%のTシャツの場合、汗かきさんにとっては意外と「厚手のTシャツ」の方が涼しいことをご存知ですか? ゴワっとした厚手のコットンTシャツは、体との間に空気を通してくれるし、かいた汗もたくさん吸い込んでくれます。
これが薄手のTシャツだと、汗ですぐビショビショになるから通気性も悪くなるし、なにより汗ジミが恥ずかしいです。
④ 長袖、羽織物ならメッシュ素材
今年トレンドと言われているメッシュ素材は、暑がりの人にこそオススメ。
長袖でも防寒性はほとんど無いところがポイントで、見た目の季節感はみんなと同じ春でありながら、体感温度は夏服なみの涼やかさという優れものなんです。
インナーにタンクトップやキャミソール、チューブトップを着てしまえば、外見以上のかなりの涼感を得られるのでぜひ試してみてください。
オシャレをしなきゃいけないのに汗かきという十字架を背負ったスタイリストである私が、20年以上の試行錯誤の末たどり着いた「見た目より涼しい服装」、全国の暑がりさん・汗かきさんのお役に立てれば幸いです。
(文/久保田フランソワ)