「ハッピーターンえだ豆味」がビールに合うのか試してみた
1976年、原油価格の高騰により世界経済は混迷を極めていた。いわゆる「オイルショック」である。日本もその影響により「狂乱物価」という造語が誕生するほどのインフレーションが発生し、国民の生活を圧迫した。
そんな時代背景があった中、新潟の米菓メーカー・亀田製菓が「(オイルショック以前の)幸せが戻ってくるように」という意味を込めて発売したのが「ハッピーターン」だ。
■40周年を記念した「えだ豆味」が登場!
ハッピーターンの最大の特徴は、砂糖や塩、アミノ酸などが配合された「ハッピーパウダー」と呼ばれる調味粉。甘じょっぱい、独自の味付けに中毒者が続出。その人気を裏付けするように、ハッピーパウダーを増量した商品も販売されている。
そんなハッピーターンが2016年に40周年を迎えた。それを記念して、5月23日より全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケットで期間限定で発売されたのが「ハッピーターン えだ豆味」である。
新潟県産のえだ豆をおいしさのピーク時に収穫。ハッピーパウダーに混ぜ合わせることで、従来の甘じょっぱさにえだ豆の豊かな甘みと香りが追加。
同商品は「子どもだけでなく大人にも楽しんでもらいたい」というコンセプトで開発された。晩酌のお供の定番、えだ豆をフレーバーに選んだのもそれが理由だ。
■お酒に合うのか試してみた
本当に晩酌のお供となりえるのか、しらべぇ取材班は実際に試してみることにした。袋を開くとえだ豆の豊潤な香りが鼻に届く。
通常のものより緑がかった同商品。大人にもおススメというだけあって、甘みは若干抑えられているように感じた。甘じょっぱさとえだ豆の香りの親和性が非常に高く、お酒が進みそうだ。
えだ豆と言えばやはりビール。ということでハッピーターンえだ豆味をかじり、よく冷えたビールで流し込む。想像以上に違和感がなく、ビールが進む。思わずプハーっと息が漏れた。枝豆と同じように、ビールとの相性はかなりいい。
つづいて、ハイボール、清酒と試してみたが、どれもお酒を引き立てるおつまみとして成立していた。
40年前から我々のそばにあったハッピーターン。幼いころ、おやつとして楽しんできたものが、大人になってお酒のつまみとしても楽しめるようになったのだ。
この夏、えだ豆の代わりにハッピーターンえだ豆味で晩酌を彩るのも悪くない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ)