仕事中の独り言に嫌悪感 イライラする人にはどんな傾向が
「仕事に集中したいのに、後ろの席の人の独り言が気になって、気が散る……」(20代・女性)
「うちの会社の男性社員は独り言率が高い気がする。PCに向かってぶつぶつ言っている人多いし、誰も気にしてないと思うよ」(30代・男性)
仕事中、独り言を言っている人は、どの会社にもひとりくらいいるだろう。しかし、知らず知らずのうちに他の人をイライラさせてしまっている可能性もある。
では実際、他人の独り言でイラつく人の割合や傾向はどのようなものだろうか? しらべぇ編集部は調査を実施した。
■40代男性の近くで独り言は厳禁?
全体の結果は27.9%と3割弱。男女差はさほどないが、男女別・年齢別でみると40代男性が35%ともっとも高い数値になっている。もし隣の席が40代男性の場合、イライラさせてしまうかもしれないので、独り言は慎んだほうがいいだろう。
逆に20代男性はあまり他人の独り言を気にしないようだ。寛容なのか鈍感なのか……。
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■低身長と元ヤンキーはイライラしやすい
「身長」でイライラするかしないかも変わってくるようだ。自分のことを低身長だと思っている人は、そうでない人に比べ10%以上も他人の独り言にイライラしやすい結果となった。
また、若い頃ヤンキーだった人は42%と、そうでない人に比べ約15%もイライラしやすい。やはりヤンキー時代の血の気の強さが残っているのだろうか……? 他者の独り言を不快に思う人の中には、隠れ元ヤンがいるかもしれない。
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■独り言擁護派の見解は
一方で、独り言を擁護するどころか、自ら積極的に行なう人もいるという。該当の男性Oさん(20代男性・IT)に話を聞くと…
「僕はミスが多いので、新入社員の頃に上司に『ひとつひとつ声に出して、指差し確認をしながらやりなさい』と言われたんです。そうすれば漏れも少なくなるしって。最初は恥ずかしかったけど、慣れるとたしかにミスは減るし、今では進んでやってます」
ついつい気になる「仕事中の独り言」だが、ある人にとっては明確な理由があっての行動らしい。指摘するかどうかは、状況を見ながらにしよう。
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(文/しらべぇ編集部・美佳)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女839名(有効回答数)