コンビニアイスはどれが一番ウマい?1ヶ月かけて検証(4日目)
1ヶ月かけて「もっともおいしいコンビニ低価格アイスを決める」この企画。4日目の今日は、有名どころのアイスをピックアップしたい。
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■鹿児島発 日本一愛される「白くま」
鹿児島件発祥の氷菓、「白くま」。かき氷に練乳をかけ、その上に果物や小豆餡をのせたものを指し、昭和初期から愛され、時が経つにつれ日本中に広まった。
現在では、もともとのかき氷タイプだけでなく、バーの形で気軽に楽しむことができる。さまざまな「白くま」だが、今回はコンビニで比較的よく見るセンタンアイスクリームのものを取り上げる。税込みで120円だ。
パイン、小豆、黄桃、みかんが入っているが、無着色で無香料。
取り出してみるとこんな感じ。外から見ればあまりフルーツが入っているようには思えないが、一口食べると、びっくりするくらいぎっしり入ったフルーツたちが顔を見せる。
全体的に甘めな印象だが、練乳が思いの外さっぱりしているのでしつこくない。氷がとにかくシャリシャリで、小豆の味も素晴らしい。凍らせているのにここまで風味を残せるものなのだろうか? どこか、上品さすら感じさせる甘みだ。
みかん、桃、パインも驚くほどフレッシュ。凍っているわけだからプリプリなわけではないものの、果物のおいしい核の部分が、うまい具合に抽出されている。「これぞフルーツの甘み!」とでも叫びたくなるほどだ。
結論、文句なしのウマさである。カロリーも丸1個食べて150キロカロリーだから、女性としても許容範囲か。
【総評】
「白くま」(センタンアイスクリーム)
味:★★★ コスパ:★★☆ 驚き:★★★
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(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)