SNSを大活用!今思えば「私、ストーカーしてた…」行為
好きな思いが強すぎて取った、行き過ぎな自己アピール。歌手活動中の女性がファンに刺された事件も、記憶に新しいところだ。犯罪までいかなくても、今考えるとストーカーと言われかねない経験はないだろうか?
しらべぇ編集部では、過去に「ストーカーと思われてもおかしくない行為をしたことがある」かについての調査を実施。
結果は全体で12.0%とわずかだが、そのような振る舞いをした経験がある人は存在すると判明した。
■高収入の男性がストーカーまがいと思う行為をした理由とは?
男女別では、男性が多い割合になった。
確かにニュースで見るストーカー事件は、加害者が男性である場合が多い。男性のほうが、そうした気質を持った人が多いのだろうか?
ただ、ストーカーという言葉が一般的になる前は、男性の積極的なアプローチは良いとされていた。そんな中で、少し強引なことをしてしまったケースもあるかもしれない。
また、年収が高いほどストーカーと思える行動を取った人が増える傾向が。
ビジネスを成功させるには、積極性が必要。異性に対しても積極的になった結果、やりすぎてしまったと感じているのだろう。
それでは具体的に、どのような行為をしたのだろうか?
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■「待ち伏せ」と「家に行く」はストーカー定番
待ち伏せは定番行為。
「片思いの異性を、バイト終わりに待ち伏せした」(男性30代)
また家に行くのも、よくあるパターンだ。
「夜中に家を見に行く」(女性40代)
見るだけならまだかわいいが、こんな乱暴なことまで。
「自宅まで行って、ドアをバンバンノック」(男性40代)
キャバクラや風俗などで働く人は、片思いされやすい立場にあるので注意を。
「好きだった泡姫が卒業。おおよその住所を教えてくれたので、家を探した」(男性50代)
家まで押しかけられたくなかったら、個人情報は客に言わないのが鉄則だ。
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■SNSとストーカーの親和性
SNSは便利だが、ストーカー行為の手助けになることも。
「Facebookなどで名前を探して、投稿を見る」(女性20代)
投稿を見るだけなら別に問題はない。好きな人のSNSを探すくらいなら経験がある人も多いのでは。ただそこから、さらなる行動に移す人もいるのだ。
「Facebookで行きつけの店を見つけて、待ち伏せた」(男性20代)
偶然を装って会いたいのかもしれないが、そんな裏側を知ったら恐怖しかない。場所を特定されるような投稿は、控えたほうがよさそうだ。
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■無理やりキス…犯罪では?
「電車の向かい席で、スカートの中をのぞいた」(男性30代)
これはもう、ストーカーではなく、ただの痴漢だ。
さらに過激な行為を告白する人まで。
「待ち伏せしたり、無理やりキスした」(男性50代)
こうした相手の気持ちをまったく無視をした行動は、許されるものではない。確かに恋は盲目。しかし相手の気持ちも考えないようになっては、もはや恋ではなく迷惑行為だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名 (有効回答数)