東京23区で世界地図を作ったら?地理芸人が挑戦
「どうしても、そう見えて仕方がない!」ってこと、ありませんか? ファミリーマートの看板がシオラレオネ共和国の国旗に見えて仕方がない、とかベンツのマークが何かの地図記号に見えて仕方がないとか。色々あると思うのです。
その中でも昔から同じに見えていたのがわが町、東京都「練馬区」と「オーストラリア」。オーストラリアの地図はなんとなくみなさん頭の中で描けるとは思うのですが、練馬区と言われてもいまいちピンと来ないはず。
どうです? もうほぼオーストラリアでしょ。カニの爪みたいになっている北東部側のヨーク岬半島は旭町だし、北西部側は大泉学園町にそっくり。しかも首都キャンベラのあたりが練馬区でいう区役所のある豊玉! 似すぎ!
はい。あくまでもイメージです。イメージ。横にオーストラリア並べちゃダメ「似てるけど全然違うじゃん」ってことになっちゃうから。女の子が「芸能人だと長澤まさみに似てるって言われます」ってくらい。
似てなくもないんだよ、雰囲気とか髪型とか、なんとなく似てるんです。だから、横に写真並べちゃダメ。
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■23区で世界地図を再現!
はい、そんなわけで今回は23区をバラバラにして世界地図を作ってみました。練馬区だけだと物足りないのでね。
まずは23区の白地図を用意します。白地図いいですねー! まだ何も描かれていない純白無垢な地図。これをはさみで区ごとに分解していきます。
なにげに時間のかかるこの工程ですが、ひとつひとつ丁寧に分解していきます。これが終われば、あとは世界地図に見えるように組み合わせていくだけですしね。
よく見ると中央区はニュージーランドに似ているし、南米は江戸川区に任せよう。ということで出来上がったのがこちらです。
多少強引ではありますが、なんとか世界地図に見えないこともない。台東区にインドをまかせて日本は羽田空港の滑走路にしてみました。切り離してみると新しい発見もあったりして楽しい!
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(文/小林知之・火災報知器)