雨の日に鬱になるのはなぜ?なりやすい人の特徴と対処法

2016/06/17 21:00


S_Kazeo/iStock/Thinkstock
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全国的に梅雨に入り、雨の日になることが多くなっている。まったく降らないのは困ってしまうが、雨が続くと洗濯物が乾かない、外で遊べない、イベントが中止になるなどさまざまな影響がでる。

なによりも気分が盛り上がらず、なんとなく嫌な気分になり、やる気がでなくなってしまう。中には、鬱になってしまう人もいるらしい。

そこでしらべぇ編集部では、全国の男女1378名に「雨の日に鬱になるか」聞いてみた。



■雨の日に鬱になる人は4割も


結果、20代女性はじつに5割が「鬱になる」と回答。全体的に女性のほうが男性より1割程度割合が高く、雨の日を嫌っているのは女性ということがわかった。

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また、男性を含めた数字でも全体で4割が「鬱になる」ことが判明。人類が生命を維持するうえでなくてはならない雨だが、日常生活では「敵」となっている模様。


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■「気象病」である可能性が高い

昨今、雨の日に体調を崩すことを「気象病」と呼ぶことがある。これは低気圧の発生による気圧の変化に自律神経がついていけず頭痛、関節痛、生理痛などを発症するもの。

気圧の変化に対応できる、できないには個人差があるようで、「曇のち雨」という予報を聞いただけで体調を崩してしまう人もいれば、生活になんの支障もでない人も存在する。

俗説として女性のほうが生理周期の影響でホルモンバランスが変わりやすいため、自律神経の影響を受けやすいと言われてきたが、今回それがデータとして裏付けられた形だ。


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■対処法は「ストレッチ」がオススメ

同じように「雨の日の鬱で悩んでいた」という女性Aさん(30代)に、対処法を聞いてみた。

「雨の日は本当に苦手で、気圧の変化で頭が痛くなるのは当たり前でした。気分も落ちるし、外出も億劫になって人付き合い悪くなっていたことも。


でも、ある本を呼んだら『雨の日は、朝にストレッチを入念にするといい』と書いてあったので実践してみたところ、だいぶよくなりました。頭痛が完治したわけではありませんが、ストレッチすることで嫌な気分はとれたような気がします。


あと、雨の日はあえて家を早く出て1駅分歩くようにしたり、仕事が終わったあと外食するなどして普段と違う行動をとるようにしています。『雨の日の楽しみ』を作ると、心が楽になると思いますよ」


雨の日の鬱に悩んでいる方は、ストレッチや「楽しみ」をつくってみてはいかがだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1378名(有効回答数)

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