夏でも熱いものを飲むホットな社会人は公務員と…社畜!?
6月も後半になり、30度を超える「あつ~い」日も全国的に増えてきた。そんなとき自動販売機の「あったか~い」ゾーンやコンビニの保温ケースは非常に肩身の狭い思いをしていることだろう。ただでさえ居場所狭いのに。
それでも飲む人がいるから夏でもホットなものが売られているわけだ。「しらべぇ」では今回、暑い時期にあえて熱いものを飲む“ホットな男女”を探ってみた。
夏でも熱い飲み物を好んで飲むという人は全体の約2割。5人いればひとりは飲んでいる、と考えれば、アツ~い時季の「あったか~い」需要は決して低くないといえるだろう。
細かくデータを見ていくと、職業別で、ある項目が頭ひとつ抜けた数値を見せていた。
上記の通り最多にして唯一30%以上を記録したのが公務員。他が「多くても20%台前半」であることを見ると際立った数字だ。
確かにお茶くみスキルも求められる立場であろうから、自然と熱いもの、つまりお茶やコーヒーが好きになっていくのかもしれない。公務員に相談をしに行く際はホットな差し入れを持っていくと話も和やかになるかも?
職業関連でもうひとつ、気になるデータを発見した。
なんと「社畜の自覚がある」という人の38.1%が「あてはまる」と回答。全体の数値を見回しても、この項目の割合は突出している。先述の「公務員」すら引き離しているから、社畜を自負する人の「熱いもの好き」は目を引く。
仕事前の飲み物といえば、ここ数年でエナジードリンクのバリエーションもずいぶん増えた。しかし休む暇もないほど忙しい人にとっては熱いものこそスイッチの役割を担っているのかもしれない。
このような結果も出たことだし、雇用する側は「働かせすぎかな?」と思う社員にお茶やコーヒー、あるいはココアなんかを差し入れて、いい潤滑油にしてみてはいかがだろう。
マンガやドラマで男性が女性の頬に冷たい缶ジュースをピタッとつけて「ひゃん!」と言わせるようなシーンがあるが、会社で上司が部下の頬に熱い缶コーヒーを当てると「押忍! 気合入りました!」と言ってくれるかも。誰か試してみてほしい。
(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代男女1,378名(有効回答数)