外国人学生が後悔 「日本留学は意味がない」と感じた3つのこと
学生時代に、海外に留学したことがある人もいるだろう。多くの学びや出会いがあることを期待して行く人が多いが、思っていたものと違うと感じてしまう人もいるという。
しらべぇ編集部では、スウェーデンから半年間留学で日本に来たという20代女性に話を聞いたところ、日本に来たことを後悔しているという。それはなぜなのか?
①授業が英語
「日本の文化が好きで日本で就職したいと思い、留学を決意しました。来たのはいいけど、入れられたクラスは外国人クラス。
せっかく日本にいるのに授業で使用される言語は英語。日本人の友達もあまりできないし…。自国で勉強していたほうがよかった気がする。日本に来た意味がないと感じてしまいました」
彼女は日本語がペラペラで漢字も使いこなしているのだが、外国人が日本人クラスの授業を受けるためには日本語能力試験の資格が必要だったのだとか。
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②日本は外国人を受け入れてくれる企業が少なすぎ
「日本は、まだまだ外国人に対して優しくない。将来は日本で就職を考えていたけど、今のままでは就職は当分無理ね。
学生だからお金がなくてアルバイトをしたいのに、どこも雇ってくれない。それに女性の社会進出も遅れているし、日本語がペラペラでも外国人ってだけで話も聞いてくれない。期待していただけに、ちょっと残念」
韓国人や中国人など、アジア系のアルバイトの人は多いように見えるが、たしかに欧米の人がアルバイトしているところはあまり見ない気もする。
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③外国人恐怖症が多すぎ
「日常生活でも困ることは多いわよ。たとえば、日本人はみんな物珍しそうに私をジロジロ見てくるの。そのくせに、話しかけるとみんな逃げていて行くのよ。
英語を喋れないのは仕方がないけど…冷たい視線が悲しいです」
日本に興味を持って留学をしたが、いざ来てみると想像とはまったく違ったようだ。
「英語が話せないから」と外国人と話すことに苦手意識を持っている人もおり、コミュニケーションを知らず知らずに避けている人は多いのかも。そうした態度は、外国人にも伝わってしまっている。
オリンピック開催も迫る日本。こうした状況を少しでも改善できるといいのだが…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)