1500円のステーキそばに舌鼓!銀座の心温まる立喰い蕎麦
立ち喰い蕎麦大好き芸人三拍子・高倉です。銀座と言えば高級ブランドの路面店が数多く立ち並び、セレブが集う街なので立ち喰い蕎麦屋なんか存在しないのではないかと思っている人も多いだろう。今回はそんな銀座の中心部にある立ち喰い蕎麦屋を紹介しよう。
画像をもっと見る■路地裏に潜む隠れ家的お店
大通りから一本中に入った通りにのぼりを発見。 そしてのぼりを目印に右に曲がると更に狭い路地が。 奥に進むと立ち喰い蕎麦屋らしからぬ名前「陶cafe」の看板。 一瞬戸惑うが提灯にはしっかりとそばの文字。この銀座の路地裏の立ち喰い蕎麦屋、初めて入るスナックみたいな緊張感が伴う。それもそのはず、店内はカウンターのみの小さな居酒屋スナック風。
■日本一高い立ち喰い蕎麦!?
店主のおばちゃんが笑顔で迎えてくれ席に着く。 お酒やおつまみ、秩父の山歩きまで様々なメニューが。その中で気になる「ステーキそば1500円」。おそらく立ち喰い蕎麦屋では日本一高いメニューであろう。迷わず注文。ステーキを焼く匂いが狭い店内に漂い胃袋が刺激される。5分程で完成。 これが1500円のステーキ蕎麦だ!! そばらしい(素晴らしい)。蕎麦の上にステーキが豪快に乗っている。 まずは肉、これがめちゃくちゃ柔らくてジューシーで旨い! 太めで色が濃い田舎蕎麦風の麺は丁度良い柔らかさで茹で加減抜群。つゆはかつお出汁が効いていて、そこにステーキから出る旨味と脂が加わりまろやかで上品な味に。ステーキと蕎麦の相性も良く最高に旨い。
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■サービスとトークで大満足
絶品ステーキ蕎麦を夢中で堪能しているとおばちゃんから「どうぞ」の声。顔を上げて見てみると、 おにぎりと漬物とデザートが!1500円の中のセットなのかその日の気まぐれサービスかはわからないが、実家に帰って来たかのようなおもてなしが嬉しい。その後店のテレビから流れている映画「コモドVSコブラ」みながらおばちゃんと爆笑。他にも色々話してくれて食事がとても楽しかった。 陶芸に造詣が深い蕎麦屋さん。月に二回秩父の方で陶芸体験ツアーも開催しているらしい。お腹も心も満たされ大満足。1500円以上の価値のある時間を過ごせた。 銀座の路地裏の心温まる立ち喰い蕎麦屋「陶そば」に皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。 啜るか啜らないかはあなた次第です。 陶そば 東京都中央区銀座6-3-6 1F (文/三拍子・高倉)