1000万の道も1冊目から?稼ぐ人ほどノートを残す傾向
レオナルド・ダ・ヴィンチやエジソン、現代ではサッカー界の名将・モウリーニョなど、いわゆる「メモ魔」として知られる偉人・著名人は多い。ノートに残した記述が後世にまで影響を及ぼすこともある。
ビジネス書でもノートをとることの大切さを説くものは多いが、先述の偉人たちのように、後々まで保存しておくような人は多いのか? しらべぇ編集部では次の調査を行った。
まずは男性の結果。すべての年代で30%以上が「とっておく」と答えている。しかしやや20代、30代が少なめ。それぐらいの世代の場合、記録はノートではなくデジタル機器に残す傾向にある、ともいえるだろう。
女性に目を移すと、男性とは少々異なる結果が出た。
こちらはなんと、「とっておく」側が全体の平均でも43.2%と高い数値を記録した。40代こそ40%を切ってはいるが、35.6%決して低い数値ではない。男性ではやや下がった20代、30代の数値も高く、ともに男性と比べて10ポイントも上回っている。
ノート・メモ帳の需要は男性よりも女性のほうが高いといえそうで、文房具の業者的にも注目の結果かもしれない。
男性の立場から考えると、持ち歩くノートにこだわりを持つことで女性と話題を共有できる可能性も。周りでメモ好きな女性を見かけたら、「ノートトーク」を持ちかけるのもいいだろう。
では年収別のデータを見てみよう。やはり稼ぐためにもメモは重要なのか……?
「1000万円以上」がおよそ半数に近い「とっておく」を記録。年収別のカテゴリの中でも際立つ数値をたたき出した。
「メモは書くことより読み返すことが大事」ともいわれるように、メモを残す・残さないの選択は立身出世にもかかわってくるのかもしれない。そう思わせてくれるデータだ。
年収が上がらず悩んでいるような時期は、まずノートをつけ始めるのも手なのかもしれない。いつか「この1冊から始まったんだ」と思えるように、と考えればモチベーションも上がるだろう。
(年収)1000万の道も1冊目から、ということで。
(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代男女1,378名(有効回答数)