人との縁をなぜ切った?「お金」「性格」が2大巨頭に
「縁は異なもの味なもの」というように、人と人とはどこでどう繋がっていくかわからない。逆に「縁を切る」「関係を断つ」となると、そこには人為的な意思が存在するもの。一体どのような人が、相手との繋がりを自ら切っているのか。「しらべぇ」で調査を実施した。
上のグラフのように、男女で大きな差が開いた。女性は50%に迫る勢いで、「ふたりにひとりは自ら別れを選んでいる」と考えると、下手な付き合い方はできないなと身が引き締まる。もちろん男性と雑に付き合っていいというわけではないが。
■決め手の多くは「お金」と「性格」
では「縁を切った理由」に目を向けてみよう。特に目立ったのは次の2点だ。
(1:金銭面)
お金にルーズだったから(20代男性)
お金を貸してといわれ、信用できないと思ったから(20代女性)
お金を借りてきて、10年以上返済がなかった。 そのくせ、子供と遊ぶために貯金してたのを知ったので(40代女性)
時間やお金にルーズな人は基本的に犯罪者予備軍だと思っているので、ルーズだと感じた時から縁を切ります(50代男性)
というように、お金関連の回答は各世代に見られた。「金の切れ目が縁の切れ目」は本当なのだろう。これに関しては比較的男性からの声が目立った。仲良くなってもお金の問題は慎重に考えるのが、お互いの関係のためにもいいのだと感じる。
(2:性格)
性格が悪かったから(20代女性)
相手の性格が嫌になったため(30代男性)
異常な性格の持ち主だったので、身の危険を感じて(50代男性)
性格にあきれたから(60代女性)
「性格」を挙げる回答も目立った。お金に比べて、価値観が合わなくても現実的な損失はないように思うが、付き合う上では大事な要素なのだといえるだろう。
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■北海道と九州・沖縄に大きな差
カテゴリ別の集計結果では、地域別で気になる差が見られた。
「縁を切った人がいる」割合のトップに立ったのは北海道。その数字は44.4%とかなり高い。北海道では先述のお金や性格にもより注意したほうがよさそうだ。
それに対し九州・沖縄は30%を切り、北海道とは17.8ポイントもの差がついた。人間関係で悩んでいる人がいたら、九州・沖縄まで羽を伸ばしに行くのはどうだろう。リフレッシュだけでなく、新たな「切れにくい関係」もできるかもしれないから。
(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代男女1,378名(有効回答数)