リュックについているあのコンセントマークって何?割合と役割を調査してみた!
近頃、コンセントがあるカフェが増え、お店によっては「コンセントあります!」と店頭に表記しているところもある。現代人にとってコンセントは、一つのセールスポイントになるほど必要なものになっているようだ。
確かに、スマホをいじっていてバッテリーがどんどん減っていくと不安になってしまうが、カフェなどで充電している間は使い放題。マリオカートのスターを獲得したような無敵状態になれる。頭の中であの懐かしいBGMをかけながらサクサクとネットを楽しめるのだ。
特に、外でパソコンを使うことが多い人は「コンセント依存症」になっている人もいるのではないだろうか? 何を隠そう、筆者もその一人で、口癖が「WiFi」と「コンセント」になっているほどだ。いつも通り、コンセントが使えるカフェを探しながら街を歩いていると、目の前にコンセントのようなものが現われた。そう、リュックについているあのコンセントのようなマークだ。
ふと思えば、あのマークがついているリュックは結構見かける。気になったのでとりあえず、どのくらいの割合であのコンセントマークがついているのかを調べてみた。街を歩いている人と、バック売り場を調査してみたところ200個中53個、つまり全体では26.5%が“コンセントあり”という結果なった。
実にリュックの約4分の1を支配しているコンセントマーク。若干アウトドア系ブランドに多いという偏りを見せつつも、普段使いできるようなブランドのほとんどに、施されていた。一体このマークはなんなのだろう。
調べてみたところ、正式名称は「ピッケルホルダー」といい、「ブタ鼻」と呼ばれることも。もともとは登山用の道具を結びつけるために使われており、2つの穴にウェブベルトというものを通してピッケルを結びつけるのが一般的な使い方のようだ。
なるほど、アウトドア系のブランドに多かったことにも納得だ。しかし、なかにはデザインとして施されているものも多く、実際に使いたい場合はしっかり確認してからにした方がよさそうだ。
当然、リュックのコンセントマークは本当のコンセントではなかったが、実際に充電できるリュックがあったらかなり売れるのではないだろうか? 少なくとも筆者は、親戚・友人の分も含めて30個ほど買うので、ぜひ販売してほしい。コンセントマークで充電できる日々を夢見つつ、今日もさっそく電源カフェ探しをはじめようと思う。
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)