職場で「空気読めない発言」をする人 兄弟構成に特徴があった
空気の読めない発言、すなわち「KY」な発言は、時にそれまでの和やかな雰囲気を一気に悪くさせてしまう。
職場で良好な人間関係を築くには、なるべくKYな発言は少ないほうがいいだろう。とはいえ、そういった発言は得てして、場の雰囲気が微妙になってから気付くものだ。
では、そうした経験がある人はどれほどいるのだろうか?
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■男女に大差なし
しらべぇ編集部が有職者662名に行なった調査の男女別の結果が、こちらである。
過去にKY発言で職場の空気を悪くさせてしまったことのある人は、男性、女性、ともに約2割。それほど多くはないようだ。男女にも差はほとんどない。特徴別での調査で顕著な差が見られるだろうか。
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■一人っ子の苦悩
まず、一人っ子か兄弟姉妹がいるかで、結果に差はあるのかどうかを比べてみた。
その結果、兄弟姉妹のいる人より、一人っ子のほうがKY発言をしてしまいがちだと判明。
血は繋がっていても、兄弟姉妹は他者だ。幼いころからの、そうした存在との共生が、コミュニケーション能力の形成に直接関与するのは明らかである。空気の読み方が一人っ子の人より長けていたって、不思議ではない。
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■空気の読めない星座1位は…
最後に、星座別の結果を見てみよう。
すると、牡牛座の方がもっとも職場でのKY発言経験が多いという結果に。これに肉薄するのが蠍座の有職者だ。
単なる傾向ではあるが、参考にはしておきたい。牡牛座、蠍座の方は、職場でうっかり変なことを口にしないよう気をつけてみてもいいだろう。
この人は KYだな、と思うのは勝手だ。しかし、自分も他の人からそう思われているかもしれない。他人事ではないのだ。自分の言葉には、つねに自覚的でいたい。
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(文/しらべぇ編集部・倉木春太)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の有職者662名(有効回答数)