ひとりになりたいのに…同僚とのランチが苦痛なOLの本音
外回りや客先常駐であれば、ランチタイムも気軽におひとりさまができる。 しかしながら、終日社内勤務のOLたちは決まったメンバーで食事をすることが多かったりする。
ただ実際には、「いつも誰かとランチを一緒に食べたい人」と「休み時間くらいひとりにさせてほしい人」の2タイプおり、中にはランチタイムを苦痛に感じている人までいるようだ。
同僚とのランチが気分転換になるはずだが、苦痛を感じているOLはどうしてなのか? しらべぇ取材班では、その本音を聞くことができた。
①ランチタイムにも細かい指摘をしてくる
「同じチームの先輩女性とランチタイムが苦痛でたまりません。自分が完璧だと思っているのか、細かい業務の指摘をお昼休みにもしてきます。
どうしても嫌だったので、『同期とのランチ会がある』と協力してもらってしばらく避けていたところ、誘われなくなりました。
ただ構ってほしかっただけなのか、Facebookで『今日もぼっちランチ』など、せいぜい1,000円程度ですが見栄えがよい写真をアップしています。さみしがりだけだったようですが、苦痛なのでもう一緒に行きません」(20代女性)
②「あの人は色目を使って仕事をもらってる」など悪口ばかり
「かつて同僚だった40代で独身、アルバイト経験から入った女性とのランチが苦痛でした。 話のネタが恋バナとかであればまだしも、その方が恋愛経験ほぼゼロで会社と同僚の悪口ばかり。
自分がまともに仕事をしていないのに、新人や非正規の人を『男に色目を使って仕事を取っている』『田舎出身だから、仕事のスピードが遅い』だとか業務に関係のないことばかりをしてきします。
さすがに1時間も悪口を聞くことが苦痛になり避けていたら、今度は私の悪口を言うようになったそうです。嫌でしたね」(30代女性)
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③ランチ代は抑えたいのに…
「いつも5名の同僚女性と行きますが、SNSに見栄えの良い写真を載せるため1,500円以上のランチのお店に連れていかれます。
私は結婚を控えているので少しでも節約したいのですが、なかなか抜けられる雰囲気ではありません。私はSNSも興味ないですし、ご飯もおにぎりやパンで十分なので困ります。
また給与もそんなに高いわけではないのですが、どうも消費者金融から借金をしてまで見栄を張っている人もいるようです」(20代女性)
OLランチが苦痛なのは、仕事の話や悪口を永遠に聞かされたり、見栄を張って高いランチに連れていかれたりと、気の合わない人と一緒にすることが原因ということがわかった。
ひどいケースだど、露骨にひとりでいることを選択すれば「社内いじめ」にあったりすることもあるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)