カップヌードルのエスニックシリーズを食べ比べ 新旧比較も

2016/07/23 17:30


日清食品・カップヌードルのエスニックシリーズを食べると、「部屋の中が東南アジアや!」と思わず叫んでしまいそうになるのは、記者だけではないはず。

同シリーズは東南アジアの代表的な料理をカップヌードルで再現した人気の商品。第1弾は、世界三大料理のひとつであるタイの「トムヤムクン」、第2弾は東南アジアの麺料理「シンガポール風ラクサ」がカップヌードルとなった。

そして第3弾として登場したのが、ケチャップマニスという甘いソースが特徴的な「インドネシア風甘辛焼そばミーゴレン」だ。

展開されるたびに話題となる同シリーズ。合わせてリニューアル販売される「トムヤムクンヌードル」「シンガポール風ラクサ」と共に、東南アジアを味わってみよう。


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■本場の味を再現

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写真前列左からリニューアル「ラクサ」、新発売となった「ミーゴレン」リニューアル「トムヤムクン」。後列はリニューアル前の「ラクサ」「トムヤムクン」。ここからはリニューアル前を「旧」、後を「新」と表記していく。

リニューアルしたことで味がどう変わったのか確認するため、両方いただいてみる。

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まずトムヤムクンヌードル。旧トムヤムクンをいただくと、パクチーと香辛料の香りを強く感じた。レモングラスの酸味、辛みもあり、かなりクセのある味。タイ料理が好きな方も納得の再現度の高さだった。

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そのまま、新トムヤムクンをいただく。まず、圧倒的にパクチーの香りが強い。まるで生のパクチーがここにあるようだ。

レモングラスの酸味、辛みもさらに強化されているように感じた。かなり酸っぱ辛い。旧作以上に、本場の味に近いのではないのだろうか。

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つづいてシンガポール風ラクサ。「ラクサ」は東南アジア諸国の麺料理のひとつ。シンガポールでは、ココナッツミルクに香辛料を重ねた、深いコクのあるスープが特徴的だ。

旧ラクサは、ココナッツミルクの甘みと香辛料は確かに感じるものの、非常に食べやすい。クリーミーで子どもが好みそうな味。

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新ラクサは、香辛料を強めたことで旧ラクサよりクリーミーさが抑えられていた。ココナッツミルクの甘さは健在で、マイルドな旨み。さらにクセになる中毒性が強められている。

リニューアルされたトムヤムクンとラクサはどちらも、香辛料を強め、本場の味に近づけているようだ。エスニック料理ならではのクセのある旨みを、より堪能できる商品と生まれ変わっていた。


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■新作・ミーゴレンを実食

第3弾として登場したミーゴレンはインドネシア、マレーシア、シンガポールなどで親しまれる、甘口のソース・ケチャップマニスとニンニク、魚醤などで味付けするエスニックな焼きそば料理だ。

ミーゴレンの作り方はカップ焼きそばと同じ。お湯を入れ3分待ってから湯きりをし、付属のソースとフライドエシャロットを麺と絡める。

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甘い香りが一面に立ち込める。口に運ぶとケチャップマニスの甘さと香辛料が絡み合う複雑な味。独特の甘みがかなり前面に出ているので好き嫌いがハッキリと分かれそうだ。

しかし、その再現度は高い。ナシゴレンやミーゴレンが好きな方であればハマる味。付属のフライドエシャロットの香ばしさが、味にアクセントをもたらし、最後まで美味しくいただけた。

好みがわかれる味なのは間違いないが、手軽にエスニック料理の本格的な味を自宅で楽しめるカップヌードル。東南アジアの気分に浸りたいとき、ぜひ食べてみてほしい。

食べ終えた後、部屋に残る香辛料の香りで異国情緒を感じられるのもポイントだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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