どっちがメインかわからない?雑誌を付録目当てで買ったことがある人は60.7%!
本来「おまけ」とは、ある商品にサービスとして追加でつけるものを指します。あくまでメインではないということです。しかし、時にはメインよりも、おまけの方が魅力的な場合もあります。一時期大ブームを巻き起こした「ビックリマン」は代表的な例でしょう。
ほとんどの人がおまけのシールが欲しくてビックリマンを購入していたのではないでしょうか。本体であるはずのピーナッツ入りのチョコレートをウエハースで挟んだ「ビックリマンチョコ」が食べたくて買っている人はほとんどいないと思われます。小学生の頃、筆者の友人だったお金持ちの男の子が「ビックリマン」を大量に買い、シールのみ抜き取って捨てるという荒業をしているのを見たとき、格差社会を感じました…。
なかにはこのような魅力的なおまけも存在しているわけですが、身近にあるおまけといえば、雑誌の付録が思い当たるのではないでしょうか? 書店を眺めると、アメリカのハンバーガーを連想させるような厚みの大きな付録が挟まっている雑誌もあります。
「ビックリマン」ではないですが、これ目当てで雑誌を購入する人もいそうですね…。そこで、20代から60代の女性750人を対象にアンケート調査を実施してみました。
「雑誌を付録目当てで買ったことがありますか?」
はい:60.7%
いいえ:39.3%
なんと、60.7%が付録に魅了され、購入した経験があるということが判明しました。この数字を見てみると、雑誌の付録がいかに売れゆきに関わってくるかがわかります。アメリカのハンバーガーのような付録が挟まれるのも納得ですね! では実際、どのような付録があるのかを書店に行って調べてみました。
多くの雑誌が付録にしていたのは「バッグ」です。写真のようなお出かけにも使えそうなトートバックや、ブランドロゴが大きく入ったオリジナルの小さめバッグなど…。その雑誌の愛読者でなくても、好きなブランドとコラボした付録だと思わず手が伸びそうです。
なかにはファッションアイテムではなく、ホワイトボードなど、家の中で使えそうなものを付けている雑誌もありました。あったら何かと便利なホワイトボードに、かわいいブランドデザインがあしらわれていたら欲しくなるのも納得です。
なんと、3つも付録が入ったサービス精神旺盛なものも! 今回のセットは疲れ目に効くアイグラス・ネックウォーマー・ダイエットインソールと、疲労回復・防寒・ダイエットという女性には嬉しい要素を徹底的に詰め込んでありました。
本革のコインパースが付録とは、なんて贅沢なんでしょう。コインパース自体もまさか自分がおまけとして使われるなんて予想もしていなかったのではと思います。こんな本格的なものも付録になるんですね…。皆さんも改めて、雑誌の付録を書店に見に行ってみてはいかがでしょう。予想以上にすごいものが挟み込まれているかもしれませんよ!
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年12月12日(金)~2014年12月15日(月)
対象:全国20代~60代の女性750名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)