思ったことを口にする人は成功しやすい?意外な県民性も判明
先日、都知事選に出馬している小池百合子候補が街頭演説にて、野党統一候補である鳥越俊太郎氏を「病み上がりの人」と表現したことは、記憶にも新しいだろう。
思ったことを隠さず、そのまま口にしたりすることを「直情径行」というが、そんなタイプの人が世の中にどれほどいるか。相手のことを考えたら、ほとんどの人は保守的になる。
しらべぇ編集部は、全国の20〜60代の男女1,358名に調査することに。思ったことを口にする人はどれほどの割合いて、かつ、そこにどんな傾向が見られるのか。
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■3割は「直情径行型」
調査の結果、3割の男女は思ったことを口にするタイプのよう。とはいえ、やはり裏を返せば7割の男女は空気を読んで言葉を慎んでしまうのだ。
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■慎ましげな印象の京都府民が…
続いて、調査データを「都道府県別」で確認してみたい。
これは意外である。慎ましげなイメージのある京都の方だが、本調査において京都に住む方の4割以上が思ったことはすぐ口にすると回答。
また注目すべきは、大阪に大きく差をつけているという点だ。一般的なイメージでいうと、逆ではないだろうか。
もしかすると、京都の方は思ったことをすぐ口にする際の、言葉の技術に長けているのかもしれない。相手を不快にさせない、柔らかな言い回しがそこにはあるのだろう。
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■年収に比例することが判明
そして年収別だと、さらにはっきりとした傾向が。
思ったことを口にするタイプの人は、年収が高くなるほど割合的に多くなるのだ。年収700万以上の人においては、その半分以上が、思ったことを口にするタイプである。
嫌われる勇気を持て、と人は言う。リスクばかりを考えていては、前に進めないからだ。所得の多い人を、仮に「成功者」と呼ぶならば、人生で成功する人は思ったことを口にできないようでは、いけないのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・倉木春太)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)