専門家もびっくり「ポケモンGOはダイエットに特化している」
ポケモンGOの配信が始まり、初日から大盛況である。日本中が熱狂し、深夜までスマホを片手に街を歩きまわる人々の姿が見られた。すでに配信されていたアメリカでは鬱やダイエットに効果的との話もある。
だが、どれほどのダイエット効果があるのだろうか。しらべぇ取材班がスポーツインストラクターに話を聞いてみたところ、「これはダイエットをするために開発されたのかと思えるレベルだ」と驚きの声をあげた。詳しく話を聞いてみた。
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■ダイエットには距離よりも時間
インストラクター:ポケモンGOには『おこう』というアイテムがあります。使用した人のみ30分間野生のポケモン出現率をアップします。この30分がダイエットに最適な時間なんです。
有酸素運動の際には距離をいくら走ったかよりも、どれほどの時間を運動し続けたかを注目すべきです。なので、30分間動き続けねば、と思わせるのは、効果的なウォーキングを実現させます。
30分動かないといけないとわかっていても、モチベーションを持続させるのは難しいもの。しかし、見事に刺激してくれるアイテムがポケモンGOには備わっていると言えます。
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■モチベーションを保つ仕掛けがほかにも
インストラクター:先ほどのおこうは課金アイテムです。無課金だと、どうなの?と感じる人もいるかもしれません。大丈夫です。ポケモンGOのダイエット力は、無課金でも変わることはありません。
ポケモンGOではポケストップを巡るゲームといっても過言ではありません。ポケストップには課金アイテムであるルアーモジュールを使うことでポケモンを寄せ集めることができます。
また課金かと思われるかもしれませんが、心配しないでください。この課金アイテムは他の人が使ったものであっても効果があるのです。街を見渡して、キラキラに光っているポケストップへ歩きましょう。
歩くときは、なるべく競歩に近い動きを目指しましょう。できるだけ早歩きをすることで、ダイエットがより効果的になります。
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■ダイエットの難点も克服しているゲーム
インストラクター:ダイエットの一番の課題は、痩せている実感がなかなか出てこないことにあります。達成感のない作業ほどつらいものはありません。
ですが、ポケモンGOは、歩けば歩くほどアイテムやポケモンをGETすることができます。たまごを孵化するためには距離を歩く必要があるのですが、ポケモンが生まれたときは、嬉しさも生まれるものです。
単純なダイエットでは得られない楽しさがそこにあります。それらすべてがダイエットの効果向上に繋がっているのは見事の一言ですね。
ポケモンGOを使ったダイエットの効果は抜群のようだ。しかし、くれぐれも歩きスマホして交通事故に遭わないように気をつけよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ)