グルメ堪能で恋人もできちゃう!?走るのが苦手でも楽しめるランニングイベント4つ
早く走らなくても楽しめるランニングイベントとは?
マラソンと聞くと、とにかく過酷で疲れるイメージを持つ人も少なくない。しかし最近、どうもワイワイ楽しみながら参加できるマラソン大会が増えているという。美味しいものを食べたり、仲間と一緒に盛り上がったりなど、その種類は多岐にわたる。
「それなら、ちょっと興味あるかも」と思う人もいるのではないだろうか。走ることは健康的だし、もしこれからランニングを始めようと悩んでいる人なら、良いきっかけにもなりそうだ。
今回は、国内を中心に「早く走れなくても楽しめるランニングイベント」をご紹介しよう。
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社員が一致団結!企業対抗駅伝
東京・大阪で開催されている企業対抗駅伝大会。その特徴は、出場チームが企業毎にわかれるという点だ。つまり同じ企業に属する社員同士でチームを組むのである。過去の出場チームを見てみると、エントリーしている業界は医薬や機械、IT、人材、出版、食品など、実にさまざま。中には誰もが知る大手企業も含まれ、毎回大盛況となっている。
また、1つの企業で複数のチームが作られているケースもあり、本気で優勝を目指すチームから社内交流を目的に参加するチームまでその目的は様々だ。この大会への参加がきっかけとなり社内のランニング仲間が見つかるかもしれない。
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サバゲーとランニングがまさかのコラボ!その名も「サバイバルラン」
海や山など大自然を走り抜ける爽快感は、お分かり頂ける方も多いはずだ。一方で、山などを舞台に繰り広げられる、サバイバルゲームをご存知だろうか?この2つがコラボを果たすのが、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストを舞台に開かれる「サバイバルラン」と呼ばれる大会だ。
走る距離は約4km。その中に8ヶ所のサバイバルポイントがあり、ランナーはミッションをクリアしながら進んでいくという。今年4月に初めて開催されるというが、若者を中心に人気を集めそうなイベントである。
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ご当地の美味いもの満載!東北風土マラソン
マラソン大会の開催数は年々増加し、いまや全国各地で開催されている。なかには旅行を兼ね、見知らぬ土地へ走りに行く…なんていう人も少なくないだろう。そんな中、「東北風土マラソン」は地元の“食”を堪能できる大会として人気を集めている。
コース内に点在するエイド(=給水所)では、トマトや蒲鉾、いちご、さらにはホタテやステーキまで登場。給水もただの水ではなく、地酒に使用している仕込み水が飲める。さらに完走後は“利き酒券”をもらい、同時開催されている「日本酒フェスティバル」で地元の美酒をクイッと。想像しただけで、ヨダレが出てきてしまいそうだ。
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出会いを見つける!ランニング婚活
一緒に汗を流し、走りながら会話する。そんな体験の共有は、男女の仲を縮めるのにも効果があるのでは?そう思っていたら、やはり見つかった。ランニングを通じて出会いを生み出す、その名もランニング婚活だ。
日夜トレーニングに明け暮れるシリアスランナーにはお叱りの声も挙がりそうだが、婚活だって真剣に取り組む行為であることに変わりはない。東京はもちろん、神奈川や名古屋、大阪、福岡など各地で開催されている。「また一緒に走りましょう」なんて約束から恋が生まれることも、可能性はゼロではないだろう。
まだある“楽しい”ランニングイベント
ここまでご紹介したものは、ほんの一例に過ぎない。他にもエイドで美味しいスイーツが食べられる「スイーツラン」や、走ったり歩いたりしながら地域を楽しむ「シャルソン」、さらに海外ではエイドでワインまで飲める「メドックマラソン」などもある。
いわゆるマラソン大会とは異なり、まさに“ファンラン”と呼べる楽しむためのランニングイベントだ。体を動かしながら、お祭りのようにワイワイ騒ぐ。たまには、そんな週末を過ごしてみるのも悪くないかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・三河賢文)