「思いのこもった説教ほどウザイ!」と感じる人の傾向とは
他人からとやかく説教されるのは、誰もが好まない。「キミのためだ」なんて思いを込められたら、なおさらだろう。
そこで、しらべぇ編集部は全国20~60代の男女1,353名を対象に、「説教への嫌悪感」について調査してみた。
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■「思いのこもった説教ほどウザイ」人は4割弱
年代別、職業別などで見ても30~40%の範囲で「思いのこもった説教がウザイ」という。なんらかの理由があるのだろうか。
「説教はウザイと感じる」人は「テレビが嫌い」。その他の回答でも「シャッター音」「宣伝カー」などの騒音、「スマートフォンのアップデートにいらつく」など、自分の思いどおりにいかないことに対して嫌悪感を抱きやすいようだ。
ご高説を長々とされると嫌気がさすタイプだろう。
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■本当は自信がない人?
「説教はウザイと感じる」人と「そうは感じない」人の生活の満足度や出世の自己評価、容姿の自信などの回答結果を比較しても大差はなかった。だが、回答差として大きかったのはこちら。
見た目の生活は申し分なくても、本人的には人生に価値が感じられないと読み取れる。自信満々に相手の意見や指導をはねのける人ほど、実は自信のない人なのかもしれない。
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■夫婦仲も内心は不満…
「説教をウザイと感じる」人は「離婚したい」率も高い。
指導や説教に強い拒否感を抱くのは、自分の側に心配事や不満が多いからだろう。家庭や個人の問題ならば、その改善を優先した方が他人の意見などを冷静に受け入れられるようになるかもしれない。
指導や説教をする立場の人は、相手の本心を知ることが大切。騒音を嫌うタイプなので、言葉はソフトに、要点だけを短くまとめて伝えることが肝心だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代男女1,353名(有効回答数)