マック「必勝バーガー」 パイン抜きと入りをパイン嫌いが食べ比べ
ポケモンGOとのコラボレーション、原料の見直し、業績の改善など、話題の多いマクドナルドで、ネットを中心に「新商品の必勝バーガーが美味しい」と評判になっている。
8月3日より販売開始となった同商品は日本選手の「必勝」を願い開発されたもの。
ビーフパティ2枚と金メダルに見立てたパインをはさんだ「必勝バーガー ビーフ&パイン」(440円)と、チキンパティにトマトを日の丸に見立てはさんだ「必勝バーガー チキン&トマト」(390円)の2種類で展開されている。
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■パインは肉に合うのか?
同商品で特に気になるのが、ビーフパティとパインの相性。以前、しらべぇ編集部では酢豚について調査した。酢豚に入っているパインが苦手な人は16%。まぁまぁ多くいる。
そこで「ハンバーガーに輪切りのパインは必要なのか」、温かいパインやフルーツが苦手な記者が実食し検証してみることに。
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■パインバーガーを食べてみる
こちらが必勝バーガー2種類。
左からビーフ&パイン、チキン&トマト。
2枚のビーフパティの上に輪切りのパインがこの通り。注文した店舗では、「パイン抜き」で購入することもできた。
まずはパイン抜きを実食。ビーフパティとレタス、ベーコンの組み合わせは、コショウが効いていて非常に肉々しい。パインを入れることを計算してのことだろう。かなり濃い味付けとなっており、完食するのにかなりの時間を要した。
続いて通常のパインありをいただく。結論からいうと、温かいフルーツが苦手な記者でも驚くほど美味しいと感じた。
パインは甘みが抑えられており、適度な酸味と食感をプラス。一口かみしめるたびに、パインの水分がビーフパティにジューシーさを与えている。先ほどは濃いと感じた味付けもちょうど良いバランスとなり一気に完食できた。
酢豚に入っているパインは、自身を強調しすぎているが、同商品のパインはあくまでもビーフを引き立てる名脇役。パインが主張をしないさりげなさで一体感を生み出していた。
「必勝バーガー ビーフ&パイン」は間違いなくパインありで食べるべき商品と記者は結論付けた。温かいフルーツが苦手という方にも強くおススメしたい。
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■チキン&トマトも実食
「必勝バーガー トマト&チキン」も合わせていただいてみることに。
チキンはカリッと揚がっているが中はふんわり柔らかい。日の丸をイメージしたみずみずしいトマトと合わさり、さまざまな食感が一口に入り混じる。オリジナルソースはサッパリとしていて夏にピッタリ。飽きることなく完食できた。
ファストフードの新商品には賛否両論がつきものだ。しかし、今回発売された「必勝バーガー」はどちらも非常に美味で、ネットで好評なのも素直にうなずけた。
日の丸を背負った日本人選手は、遠くブラジルの地で金メダルを目指し奔走している。この夏は、まさにハンバーガーの金メダルとでもいうべき「必勝バーガー」を食べながら、選手の活躍を見守りたいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ)