ブラジルの州旗を調べると、図柄から住民の強い想いが見えてきた
どうも地図地理芸人の火災報知器の小林です。
五輪がブラジル・リオデジャネイロで連日行われていましたが、みなさんはブラジルに「州旗」があることを知っているでしょうか?
ブラジルは日本の都道府県みたいな感じに27の州でわかれていて、それぞれ州には旗があり、それを州旗と呼ぶのです。
日本の都道府県にも旗があるんですけど、自分の県旗を知っていますか?なんとなく見たことあるなーとは思うのですが。ちなみに僕の住んでいる東京はこちら。
まぁ地味と言ったら地味ですが、日本の中心で、各方向から太陽の光が差し込んでいる、きちんとした意味もある。
シンプルな中にもメッセージ性がある、日本が得意とする形なのかもしれません。
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■ブラジルの州旗
まずは五輪の行われたリオデジャネイロ州旗。
かっこいい! このままTシャツのデザインになるんじゃないかと思うデザイン性。真ん中のマークには鷲とオルガン山脈、農業の豊かさを示すサトウキビとコーヒーが描かれています。
続きましてはベルナンブーゴ州の州旗。
タイプが違うけれどかっこいい。ベルナンブーゴに太陽、星、虹に十字架とありがたいもののオンパレード! 続いてサンパウロ州。
男心をくすぐるかっこよさ。白黒黄色はブラジルを形成する人種の色、ブラジルの国のシルエットを4つの星が囲んでいる、意味も深いステキな州旗。
一味変わったミナスジェライス州。
斬新! もうブランドのロゴかと思うデザイン。ラテン語で「自由たとえ遅れようとも」と書かれています。自由を勝ち取りたい思いが旗に込められています。
最後に、パライバ州の州旗。
「否定する」を意味する文字が書かれており、市民の思いが旗に込められています。
他にもまだまだかっこいい州旗がたくさんあります!州旗のことも少し思いながら五輪を見直してみると、また少し楽しくなるかもよ!
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(文/小林知之・火災報知器)