下ネタはコミュニケーションになるか? 男女の意識差が明確に
下ネタはコミュニケーションを生むのか?
下ネタは飲み会などで盛り上がる場合もあり、コミュニケーションには必要だと考える人もいるだろう。しかし一方では、下ネタが苦手な人も。
そこでしらべぇ編集部が「下ネタはコミュニケーションを生むと思う」かどうかの調査をおこなったところ、30.0%の人が下ネタはコミュニケーションになると回答。
どのような層が思っているのか、さらに詳しく見てみよう。
■50代男性は下ネタに頼りすぎ?
男女別でみると、はっきりと意識の近いがわかる。
女性よりも男性のほうが、圧倒的に多いのだ。男性の下ネタが時折、女性に不快感を与えるのは、このような考え方の違いが原因のひとつだろう。
さらに、性年代別で見るとおもしろい。
どの年代でも、男性の割合が高くなっている。中でも50代では、2倍以上もの差があるのだ。また50代男性は半数近くも同意しているのに対して、同じ男性でも20代は3割弱。
「上司が飲みに行くと、ひたすら下ネタを連発。僕自身はあまり女性経験もないので、いろいろ聞かれても返しようがないんですよね。すると『この仕事が落ち着いたら、風俗をおごってやる』とか言い出すし。なんでもそっちに結びつけるから、疲れますよ」(20代男性)
少なくとも彼とは、コミュニケーションになっていない。女性に下ネタを言うのは気をつけようと思っている男性は多いと思うが、若い男性にも注意をしたほうがいい。
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■下ネタに乗ってくる女性も実は…
「下ネタが好きな女性もいる。話を振ったら、ちゃんと返してくるし」と、反論したい男性もいるだろう。
「上司の下ネタを無視するわけもいかないので、笑顔で聞いています。さらに黙って聞くのもなんなので、つっこみも入れて…。ただそれをしていると楽しんでると思われるのか、だんだんとエスカレートしていくのがつらいですね」(30代女性)
下ネタで喜んでいるわけではなく、上司だから気を遣っているだけかもしれないので気をつけよう。
7割の人はコミュニケーションではないと思っているのだから、やはり下ネタは控えたほうが無難である。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名 (有効回答数)
(文/しらべぇ編集部・ニャック)