Facebookに投稿される動物虐待や遺体の写真 ユーザーはどう思う?
相手がどう思うかのマナーを持っておくべきだ。
Facebookはプライベートの共有をしたり、仕事上で活用したりなど利用方法はさまざまだ。
プライベート利用では旅行など明るい話題を投稿する人がいる一方で、ネガティブな内容も目立つ。とくに苦手な人が多いのが、「ペットの遺体や虐待された動物の写真」である。
投稿している本人にとっては、大事なペットだったり動物虐待を訴えるものだったりするだろう。だが、閲覧して不快に思う人もいるのだ。
しらべぇ取材班では、その実態を聞くことができた。
■動物虐待の写真は怖くて眠れなくなる
「10年以上会っていない学生時代の同級生とFacebookで繋がりました。動物が大好きなようで、その人がよく象牙採取やペットショップの実態の動画をシェアしてきます。
それだけではなく、『象の頭が切られて血まみれになった写真』や『犬が虐待されている写真』までアップしています。
ブログと違ってFacebookは友達になった人も見るわけですし、相手が怖いと思う可能性がある写真は控えてほしいです。夜眠れなくなります」(30代女性)
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■ペットのお葬式と屍をアップするのはやめて…
「仕事関係の方なのですが、家族の一員としてかわいがっていた犬が亡くなり悲しまれていました。
ただ、お葬式での様子や犬の屍の写真まで何十枚とアップしていましたので、さすがにやめてほしいです。朝起きてFacebookを開いたときに見てしまったので、驚愕でした。
Facebookの友人が1,000人以上いらっしゃるので、同じように思われた方もいたようです。本当に家族と思っているのであれば、屍の写真のシェアをしたりしないですよ」(30代男性)
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■その投稿のシェアの仕方で本当に動物愛護なの?
「『絶対に許さない』というコメント付きで、動物虐待の写真をシェアしてくる方がいらっしゃいます。
その写真を見たことがあるなと思ったら、1年以上前に他の方がシェアしていて記事自体も古いものでした。本当に許さず動物虐待をなくしたいのであれば、Facebookに投稿するだけでは意味がないですし、ましてや最新の情報を得ているべきです。
単なる自己満足にしか思えないです」(20代女性)
かわいがっているペットの写真などであれば許容できるものの、「ペットの屍」や「虐待された動物」の写真は、拒否反応を起こす人も多い。
Facebookで友達になった全員が見る可能性がある投稿は、相手がどう思うかのマナーを持っておくべきだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)