【行楽の秋】「そうだ 京都、行こう」と思って実際に行った人の割合は…
秋の気配を匂わすように、テレビからミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の中の1曲『私のお気に入り』とともに流れてくる、JR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」。
単純明快かつ、衝動を掻き立てるキャッチコピーの影響を受けて、実際に京都に行ったことがある人はどれほどいるのだろうか。
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■50〜60代の男性が感化されるキャッチコピー
そこでしらべぇでは、全国20代〜60代の男女1,368名を対象に調査をしてみた。すると、「そうだ 京都、行こう。」と思って実際行ったことがある人は、全体では15.4%。
意外にも女性は、全年齢を通しても12%〜15%ほど。それより大幅に高い数字となったのが、50代・60代男性で約2割だった。「そうだ」という感覚で動くような言葉が、この世代の男性に響いたのだろうか。
ここで、「そうだ 京都、行こう。」と言ったり、他の人が口にしているのを聞いたことがある人の声を見てみよう。
とある私の恩師は突然京都へ行くと言い出して、本当に行ってしまわれた。
生でそうだ、京都へ行こうを見たのは初めてですw
舞台の成功みんな分祈ってきていただいて、無事帰ってきてくださいっ←台風的なやつ
さーっ私も頑張るぞ。#自由法人キャッカ#いちうぃち— 竹内 京香 (@ocd11251223) 2016年8月30日
姉が急に連休になったから急に京都に行ったらしい。あの人は本当にそうだ、京都に行こうって行っちゃう人。迷ったら取り敢えず京都ってノリでなんじゃないか
— 徳永アザラシ空@10月21〜23日舞台 (@SORA_gomafu) 2016年7月13日
いつもの休日をダラダラと過ごしていたら、「京都に来て読書している」というつぶやきがTLに流れてきて、東京の人は本当に「そうだ、京都行こう」するんやと思って、さすが東京の人やなと思いました。(:з っ )っ @d_tettu
— あべ ゆいこ (@yuiko_abe) 2016年9月4日
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■近場の近畿地方は「そうだ」で行きやすい
また、エリア別の調査結果を見てみると、京都がある近畿地方は約2割という結果に。
やはり、「そうだ」というとっさの勢いだと、京都に近いところに住んでいる人のほうが行きやすいのだろう。
だが、首都圏でも15.8%で6人に1人が経験があるという結果に。都会とは明らかに違う「現実離れできる場所」なため、多少遠くても行ってしまおうと考える人は少なくないのだろう。
人を感化させる力があるキャッチコピー「そうだ 京都、行こう。」。この秋、もしそう感じてしまったら、自分の感覚に正直になって行ってみてもいいかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)