塚田農場の「えのき月見ステーキ」が見た目も食感もヤバい
名物の地鶏の炭火焼き以外にも、サービス旺盛なことで知られる居酒屋「塚田農場」。
塚田農場の秋の新メニュー(9月15日から)を紹介する試食会にしらべぇ編集部が招待されたので、レポートする。
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■新メニューの主役はきのこ
秋の新メニューの主役はしいたけや、ぶなしめじなどのきのこだ。その中でも特に一押しなのが「えのき」。
なぜえのきかというと、きのこの中でもえのきは嫌いな人が少ないためだそうだ。写真は、塚田農場で使われている「加藤えのき」というえのき。
他のえのきに比べて、身がしっかりしてて張りがあるのが特徴だそう。
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■えのきのステーキ
えのきのどの部分を使うのかというと、えのきの根本部分だ。
長く伸びた茎の部分というか、えのきのえのきらしい所を使わないのはなんとも驚きだが、土(培地)に一番近い根本の方が栄養価も高く、旨味と甘みが凝縮されているとのこと。
また、根本を焼いて食べると、繊維質な食感がどことなくホタテに似ていることから、「貝柱」ともよばれるそうだ。
その根本部分を使ったメニューが「加藤えのきの月見ステーキ」だ。写真がこちら。
「これがえのき!?」と思った方も多いだろう。記者も先ほどの根本を見せられた後でもぱっと見えのきとは思えなかった。この月見ステーキは、えのきの根本を丸焼きしたものの上部につくねと、卵黄がのっている。
食べる直前に、ソースをかけて
出来上がり。
ひとくち食べてみると、えのきのしゃきしゃきした音が脳内にも響くほど、噛み応えがあり美味しかった。ホタテと呼ばれるのもわかる食感だった。つくねと卵黄もいいアクセントになっていた。
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■他にもきのこ料理がいろいろ
試食会では、他にも4種類のきのこが入った「宮崎四種のきのこの揚げ出し豆腐」や
「椎茸つくね南蛮」も提供された。
元々は定番メニューだったが、メニューから落としたら、どうやって調べたのか生産者のところにまで「復活させてほしい」と連絡が入ったということで、今回の新メニューで復活するそうだ。
しいたけも美味しいが、店舗で作っているタルタルソースが絶品なので一度食べてみて欲しい。
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■名物料理じとっこの炭火焼きも
試食会では名物料理「じとっこ炭火焼」も提供された。
食べる前には、普通の鶏肉と地鶏の違いについて説明や
焼く前の肉のパックも見れた。これは、朝鶏をしめて、解体したものを部位によってわけたものを、真空パックにいれて特殊技術によって急速に冷凍させたものだそう。
店舗では、送られてきたこのパックを流水解凍して使うそうだ。
試食会では地鶏を炭火で焼く様子を見れたが、仕上げに鶏油(チーユ)を炭にかけて香り付けをしていたのが印象的だった。
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■塚田農場は3種類ある!?
塚田農場は、「宮崎県日南市 塚田農場」「鹿児島県霧島市塚田農場」「北海道シントク町塚田農場」の3種類あるのはご存じだろうか?
違いについては名前の通りだが、それぞれの土地の地鶏や農家の人が作った野菜などを使っている。
多少メニューが違っていたりもするので、塚田農場に行くときは意識してみてはいかがだろうか。新メニューは、中秋の名月である9月15日から提供されるので、お間違えのないように。
(取材・文/しらべぇ編集部・砂流恵介)