【画像あり】公衆電話のピンクチラシ、ネット接続中は電話不可・・・失われた子供時代の風景

2015/01/29 09:00


しらべぇ0129昔

最近、公衆電話を見かけることがほとんどなくなりました。緊急時のために完全になくなることはないとしても、公衆電話は携帯電話の普及によって街の風景から姿を消したものの1つと言えるでしょう。

このように、子どものころは当たり前に見かけたのに、気づけば見なくなっているものは少なくありません。それらのほとんどは、時の流れの早さゆえになくなっていることにすら気づかないことも多いことでしょう。

そこで今回は、20代から60代の人を対象にそれぞれが小学生だったとき(7~12才)によく見かけたのに最近見なくなったものを聞いてみました。

画像をもっと見る

■20代(1990年代半ば~2000年代前半)

小学生の名札、バトルえんぴつ、ビーダマン

公衆電話のボックス。よく雨宿りしてた」(熊本・29才・男性)

夕方4時台のアニメ。小学生のころはこれを見るため、ウキウキしながら家に帰っていた」(宮城・22才・女性)

小学生の名札。いまは個人情報にうるさいからなくなったのかな」(静岡・25才・女性)

ビーダマン」(宮城・27才・男性)

ロケットえんぴつバトルえんぴつ(バトエン)」(埼玉・25才・女性)

駅のホームの喫煙所。というか昔はあらゆるベンチに灰皿が置いてあって駅前の地面は吸い殻だらけだった」(群馬・28才・男性)

ネット接続中は電話が使えない不便さ」(長野・29才・男性)

関連記事:「CDはもうダメ」なのか…?新宿と渋谷のCD小売の今昔を徹底分析

■30代(1980年代半ば~1990年代前半)

火曜日のサザエさん、コスモスの自販機、シベリアン・ハスキー、ピンクチラシ

火曜日のサザエさん。主題歌を今も歌える」(福島・31才・男性)

コスモスの自販機。どんなおもちゃが出てくるかわからない楽しみがあった」(埼玉・33才・男性)

しらべぇ0129昔4

画像出典:Wikipedia

参観日に着物を着てくる保護者。今はカジュアルな格好で行く保護者ばかりだった。昔は教室が化粧臭くなるくらい、気合の入った格好の親ばかりだった」(千葉・37才・女性)

焼却炉。学校の裏庭にあった」(新潟・37才・男性)

道に落ちていたBB弾」(神奈川・37才・女性)

右翼のビラ。電柱によく貼られていたと思う」(石川・39才・男性)

シベリアン・ハスキー。金持ちの家はみんなこの犬を飼ってた」(福島・34才・男性)

しらべぇ0129昔5

画像出典:Wikipedia

ゴム飛び」(大阪・39才・女性)

公衆電話のピンクチラシ。妖艶な雰囲気を放っていた。テレクラもなくなった」(東京・38才・男性)

関連記事:昔はダメよ~ダメダメ並に流行!今は若手社員に使っちゃダメよな往年ギャグ5選

■40代(1970年代半ば~1980年代前半)

アドバルーン、ジャングルジム、焼き芋ジュース、ドライブイン

純喫茶。たばこをモクモクさせたサラリーマンがいた」(京都・44才・男性)

アドバルーン。百貨店もつぶれてしまった」(神奈川・46才・女性)

しらべぇ0129昔3

画像出典:Wikipedia

ラブレター。いまの人はLINEかな」(福岡・43才・女性)

カセットテープ。ラジオで流れた音楽を録音していた」(滋賀・45才・男性)

ドライブイン。高速道路ができてから下道で長距離移動することがなくなった」(山形・45才・男性)

公園のジャングルジム」(神奈川・48才・女性)

三角の牛乳パック。今あったら見てみたい」(大阪・49才・男性)

駄菓子屋。100円握りしめて行ってました」(広島・45才・男性)

焼き芋ジュース」(富山・43才・女性)

関連記事:全国の郵便局密集地域トップ5が判明!4エリアで半径2km以内になんと40以上!

■50代(1960年代半ば~1970年代前半)

牛乳箱、半ズボンの小学生、タンつぼ、流しの人

「駅のトイレにあったタンつぼ」(大阪・54才・男性)

洋品店の看板。いまはみんな洋品を着ているので」(東京・53才・男性)

「牛乳屋さんが配達する牛乳箱」(神奈川・54才・女性)

鼻水たらした子どもとか、その鼻水を袖口でふいてカピカピになっている服」(神奈川・53才・男性)

流しの人。小さいころは、ギターやバイオリンをもった流しの人を繁華街で見かけたが今はまったく見ない。 今はストリートパフォーマンスになっていて、時代の変化を感じている」(東京・55才・女性)

鉛筆が短くなった時にはめて長くして使うものとか、鉛筆を削るボンナイフとか」(神奈川・55才・女性)

しらべぇ0129昔6

画像出典:Wikipedia

半ズボンの小学生」(大阪・55才・女性)

関連記事:恋人できた友人に「写真見せて!」「芸能人だと誰に似てる?」最も嫌われる質問TOP6!

■60代(1950年台半ば~1960年代前半)

傷痍軍人、花嫁道具の紅白トラック、羽根つき

舗装されていない道路。砂埃が立たなくなってよかった」(埼玉・60才・女性)

花嫁道具の紅白のトラック。ここ何年も見た事がありません」(愛知・63才・男性)

「街角に立つ傷痍軍人。戦争の悲惨さを子ども心に感じた」(埼玉・64才・女性)

しらべぇ0129昔2

画像出典:Wikipedia

「正月の羽根つき。昔はよく外から聞こえてきた」(東京・64才・女性)

こうもり。昔は夕方にこうもりが良く飛んでいた」(神奈川・65才・女性)

■なくなっていることに気づかない私たち

集められた回答を見ると、どれも「確かにあった、あった!」と思えるものばかりだったのではないでしょうか。しかしながら、悲しいことに私たちはそれがなくなっていることに気づかないことが多いようです。

時には、昔の映画や動画を見たり子ども時代を過ごした街を訪れ、時代の変化を見つけてみるのも楽しいかもしれません。

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2015年1月16日(金)~2014年1月18日(日) 

対象:全国20代~60代  男女計406名

(文/しらべぇ編集部

あるある小学校公衆電話
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング