その「いいね」本当?自分の投稿にしか興味がない人の傾向とは

2016/10/02 20:00



sunabesyou/iStock/Thinkstock
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FacebookやTwitter、LINEなど、SNSがますます活発に使われるようになってきた。つまり、発信者が増えているのだ。

今までの情報の中心だったテレビや新聞などの従来メディアは、少数の発信者に対して受け手が多数。

発信者が主体のSNSでは「他人の投稿を読むより自分の発信が優先」な人もいるのではないだろうか。

そこで、しらべぇ編集部では「SNSは発信することにしか興味がない」人について調査をしてみた。


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■60代でも3割前後がSNSを利用

その前に、SNSの男女年代別の利用状況を確認しよう。

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20代女性の68.9%の利用率を最大に、年代の上昇とともに下降。30代以降は男性の方が女性よりやや多く、60代男性32.2%でおおむね3人にひとりの利用率だ。

SNSは若者だけの特別なツールではなくなってきているのがわかる。


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■若者と高年齢者に…?

同様に「SNSは発信することにしか興味がない」人の分布を表したのが次のグラフだ。

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全体結果では9.7%、10人にひとりが「SNSは発信しか興味がない」という。

しかし男女年代別にみると、40代だけが低く、30代より若い層と50代以上は「SNSは発信しか興味がない」が多い。これはどういうことだろうか?

若い人は交友も遊びも活発なので、発信したがりの人が多いのは仕方がないかもしれない。50代以上はSNSを積極的に利用しようと導入した人たちなので発信が多くなる。

40代が人の意見を聞き、自分の主張もするバランスのよい年代と言えそうだ。


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■年収が高いほど…

年収別に集計したのが次の結果。

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年収が高い人たちほど「SNSでは発信することにしか興味がない」、つまり人の投稿はあまり読まない人が多い結果に。


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■職業別の傾向をみてみると?

同じものを職業別に見ると、会社員は10.3%と「SNSは発信しか興味がない」人は決して多くない。

一方でパート・アルバイトは 13.3%、無職・家事手伝いは12.0%で、20代や60代以上など「SNSは発信しか興味がない」世代がこれらの職業に多いことも影響している。

また、経営者/会社役員や公務員も、傾向としては「発信しか興味がない」人が多そう。

周囲に、こんな人たちが多いと、あなたの投稿はあまり読まれていないかも。ちなみに別の集計で、浮気しやすい人も「発信のみ」が多いとわかっている。

くれぐれも、お互いに読みたくもない自分自慢の投稿合戦にならないようにしたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫

qzoo【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
 調査期間:2016年8月26日~2016年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)

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