継続は本当に力になる?アスリートは資質と努力で成功へ
「継続は力なり」とのことわざがある。ただ「下手の横好き」とも言われ、続けていれば結果が出るかは意見が分かれるところ。
しらべぇ編集部にて「継続は力になる」と思うかどうかの調査とおこなったところ、78.2%もの人が力になると回答した。「下手の横好き」より「継続は力なり」のほうが、支持をされているのである。
■どの年代でも半数以上が「継続は力なり」と思っている
年代別で見ると、さらに興味深い。
年代が上がると増えている感じもするが、20代でも6割以上と高い割合である。若いうちは「続けていれば結果につながる」と思いたい願望が強く、他の年代と比べて実体験がない人が多いのかも。
しかし年代が上がると割合が増えているのは、それだけ継続をして力になった経験がある人がたくさんいるといえるだろう。
「身近なところでは、ダイエット。簡単に痩せる方法に飛びつく人は多いですが、運動と食事制限を続ける以外に痩せる方法はないと思います」(40代女性)
関連記事:【仕事から猫?】AKB高橋みなみが叫んだ「努力は必ず報われる」を今更ながら調査!
■アスリートは恵まれた能力と継続した練習が必要
リオデジャネイロ五輪で活躍したメダリストたちは、まさに継続を力にした人たち。
卓球の福原愛選手と体操の内村航平選手は、それぞれ3歳から競技を始めている。また水泳の萩野公介選手は。なんと生後5カ月からベビースイミングに通っていたのだ。
しかしスポーツの場合、ただ続けるほどに結果を残せるわけではない。元陸上選手の為末大のツイートが炎上したのを、今でも覚えている人は多いと思う。
成功者が語る事は、結果を出した事に理由付けしているというのが半分ぐらいだと思う。アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%。そして選ばれた人たちが努力を語る。やればできると成功者は言うけれど、できる体に生まれる事が大前提。
— Dai Tamesue 爲末大 (@daijapan) October 21, 2013
この意見に対して反論が目立ったが、同意する意見もたくさん。トップアスリートは優れた身体能力を持った上で、さらに努力を続けてきた人たちだといえる。
アスリートのような大きなものは無理でも、続けていれば一定の成果を得られるものはたくさんある。小さな成功体験から、「継続は力になる」と感じている人が多いのだろう。
・合わせて読みたい→【仕事から猫?】AKB高橋みなみが叫んだ「努力は必ず報われる」を今更ながら調査!
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名 (有効回答数)