家まで我慢できない?路上でお酒を飲んじゃう人にある特徴が
夏から秋に向け夜風も心地よくなってきた。ある意味、真夏よりも夜を楽しめる季節だろう。ついついコンビニや自販機を前に、ちょっと一杯とひっかけたくなる。
しかし道端で飲むというと、おじさんが帰宅まで我慢できずに缶チューハイをきゅーっとする場面が浮かびがち。
そこでしらべぇ編集部では「最近、路上でお酒を飲んだ」人について調査してみた。しかしその結果、かなり想定と違う人たちが「路上飲酒者」として浮かび上がったのだ。
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■「路上で飲酒」は、おじさんの嗜みじゃない?
「路上飲酒者(最近お酒を路上で飲んだ人)」は、お酒が好きな人なのは言うまでもない。
普段お酒を「非常に飲む」人で16.7%、「まったく飲まない」人が2.7%。全体では5.8%と「路上飲酒者」は少数派だ。
次のグラフは、性別と年代で路上飲酒者を集計した結果。
割合が高いのは20~30代の男性で10.4%と全体平均のおよそ2倍に当たる。女性も若い世代での回答が多い。もう、「路上飲酒」はおじさんの専売特許ではないのである。
■我慢できないだけ?
「酒なら店か自宅で飲め!」と言いたくなる人もいるだろう。もしかしたら、店で飲むお金がないからなのだろうか?
ところが、ここでも意外な事実が判明。同じものを年収別に集計すると以下のように。
なんと、「路上飲酒」しているのは年収が高い人たちなのだ。
それもそのはず。職業別でみると、さも路上飲酒しそうな「学生」を押さえて「経営者/会社役員」が15.6%でトップ。
たしかに経営者や役員なら、仕事中の行動をいちいちチェックされないだろう。出先で飲んだり、仕事先から直帰するときに我慢できず飲んでしまうのかも。
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■路上飲酒者には裏がある!?
さらに調べてみると、容姿端麗でモテる人に路上飲酒が多いのだ。服装も派手好き。しかし、Appleやスターバックスなどのブランド志向との相関は低い。そして、ちょっと気になるデータが。
「現在、浮気や不倫が進行中の人」ほど、道端で酒を飲んでいるのだ。
「現在、浮気あるいは不倫をしている」人は全体の5.3%と該当者は少ない。しかしその中で、男性ならば半数に近い43.9%もの人が最近、路上で酒を飲んでいる。
女性でも浮気/不倫中の人は32.3%が路上飲酒。浮気や不倫をしていない人の、なんと16倍の回答率だ。
ちなみに女性で「同級生の父親に性的魅力を感じたことがある」人は、感じたことのない人の32倍、48.1%が該当。
浮気や不倫をする人は、なにかに縛られることが嫌いな人が多いはず。開放感を求め、道端でも酒を飲みたくなるのか…。「路上飲酒」する人は、なにかしらの裏事情がありそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)