前泊までする必要ある?台風の日の「ウザい出社アピール」3選
2016年夏も台風がたびたび発生。通勤通学の影響や、中には住まいに被害を受けた人もいるであろう。
各地で甚大な被害が出ているように、台風や暴風雨のときの外出は危険が伴う。そのため、どうしても出社をしなくてはならない場合を除いて、会社によっては在宅での作業を推奨したり、「安全第一の出社を」と配慮している。
だが、「仕事熱心さアピール」のためだけにわざわざ出社をする人も中にはいるようだ。しらべぇ取材班は、こうした人に対する周囲の反応を聞いてみた。
①台風のときこそ出社アピールはマイナス評価
「普段は出社時間ぎりぎりにも関わらず、他の人が遅れてくるような台風や地震のときだけ誰よりも早く来る若手男性社員がいます。
本人はここぞとばかりにアピールしているようですが、『安全第一』と言ってるのにその忠告を無視しているようなもんですよ。評価はプラスにはなりません」(40代男性)
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②台風に備えて前泊までしてもらっても…
「当社はワーキングマザーや地方在住者向けの自宅勤務も奨励しています。
もちろん、事情があれば相談のうえ出社なしでも可能です。それにも関わらず、社畜アピールと言わんばかりに台風の日にも出社してくる社員はいます。
中には、前日に会社近くのホテルに泊まってまでいる人まで。「自宅勤務奨励」は外的なイメージ作りの意味もある訳ですし、空気を読んでほしいです」(30代男性)
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③SNSに載せるためだけに出社した疑惑が
「『状況を見て判断を』と会社から通告が来たので、自宅で作業をしていました。ふとFacebookを見てみると、びちょびちょのスーツを着たAさんが『台風だけど出社してしまった。俺ひとり』と社畜アピールしていました。
Aさんの仕事は営業なので、そもそも普段から外回りで会社にはほとんどいません。SNSにアップするためだけに出社したのではと思ってしまいました」(30代女性)
「台風のため安全第一に出社してください」と警告が出ているにも関わらず、社畜アピールのためだけに出社をしている人がいるとは。
周囲からは「空気が読めない」「プラス評価にはならない」などの声があるなど、決してよくは思われないようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)