阿蘇山が噴火 雨雲レーダーに映った噴煙は遠く北東方向へ
8日未明、熊本県の阿蘇山で噴火が発生した。
【噴火速報】8日01時46分頃、阿蘇山で噴火が発生しました。周辺にいる方は、ただちに身を守る行動をとってください。
— 内閣府防災 (@CAO_BOUSAI) 2016年10月7日
阿蘇山の噴火警戒レベルは、ただちに3(入山規制)に引き上げられている。
【火山情報】8日01時55分、阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3 入山規制 引上げ)が発表されました。今後も、噴火が発生する可能性があります。地元自治体等の登山禁止・入山規制等の指示に従い、危険な地域に立ち入らないでください。
— 内閣府防災 (@CAO_BOUSAI) 2016年10月7日
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■雨雲レーダーに映る噴煙と思われる影
日本気象協会が公開している雨雲レーダーの映像には、噴火直後から阿蘇山の直上に影が発生。
拡大すると、火口の真上であることがよくわかる。
噴煙と見られる影はその後、北東方向へ移動している。
噴火から30分後には、この影は大分県内に移動。
被害や影響が広範囲にわたることが予想される。
阿蘇山周辺は、4月14日以降に起きた地震の爪あとがいまだ深く、さらなる影響も懸念される。気象情報にはじゅうぶんご注意いただきたい。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)