なぜラーメン二郎にはまるのか?ジロリアンが語る中毒性

2016/11/12 20:00


ラーメン二郎蒲田店
しらべぇでも度々登場している大人気ラーメン店「ラーメン二郎」。

そこに通う人たちは「ジロリアン」と呼ばれ、ラーメン店ファンの枠を越えて「信者化している」といわれる程だ。

ラーメン二郎に一度も行ったことがない人たちにとって、ラーメン店にそこまでハマる理由がわからないというのが、正直な感想だろう。

そこで、しらべぇ編集部では、ディープなジロリアンに、ラーメン二郎にハマる理由を聞いた。


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■中毒性が非常に高い

ラーメン二郎蒲田店

「まずは目の前に出されたラーメンを見て、『これ食べきれるかな?』という不安と、残しちゃいけないという緊張感が漂います。


そんな中、苦しみながらも食べきった後に感じる、謎の達成感や満足感は他のラーメン店では味わえません。残してはいけないというルールがあるわけではないんですが…。


量が多いというのが魅力の一つですが、味も魅力的です。人気店なので並ぶんですが、並んでいる間にニンニクの匂いを嗅がされて、空腹レベルが限界まで引き上げられます。


そんな状態で食べる麺と豚が最高で、至福を感じることが出来るのでまた二郎に並びたくなります。


依存性が高い味で、次第に二郎でしか満足できない体になってしまい「ジロリアン」と呼ばれる人たちが誕生するんだと思います。


そんな感じなので、さぞかし絶品な味わいが楽しめるのか…と言えばそうではないです。自分も最初に初めて食べた時は、ちょっと受け付けない感じでした。


本当に不思議なんですが、しばらくすると、何故かまた食べたくなるんです。


ラーメン二郎は、各店舗によって味や量、豚に違いがあるので、いろいろな店舗を回って食べ比べしてみる楽しみ方があります。そこも次郎ならではの魅力だと思います。


最近増えてきている二郎系のラーメン店でも、同じような感覚が得られると思って食べてみるけど、どこの店も二郎と何かしら違っていて物足りなさを感じます」


人気の秘密は客に依存性を生み出す流れが上手くできている――ということなのかもしれない。


関連記事:ラーメン店のようになったホテルの内観が「強すぎる」とネット上ザワつく

■アプリやステッカーまであった

※画像はラーメン二郎アプリ店のスクリーンショット
(画像はラーメン二郎アプリ店のスクリーンショット)

最近では、「ラーメン二郎 アプリ店」「二郎行列チェッカー」「ラーメン二郎行脚マップ」ほか、ラーメン二郎関連のアプリも複数存在。

ジロリアンたちはこうしたアプリで、どこの二郎が営業しているか? や、次に訪れるべき二郎などを常にチェックしているらしい。

ラーメン二郎ステッカー

そしてラーメン二郎相模大野店で、募金をすると貰えたというステッカーなど、商品欲しさのために、足を運ぶ人も多いという。

すでに二郎はラーメン店の枠を越えて、ひとつのブランドとなっていると言えるだろう。

・合わせて読みたい→東京都内ラーメン二郎どこが一番美味しいか調査24回目『新小金井街道店』

(取材・文/しらべぇ編集部・ニートgoma

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