子供を生みたい男性が急増中?「結婚できないなら自分で産む願望」か
H26年の総務省の調べによると、2060年予想では世界のどの国でもこれまで経験したことのない少子高齢化が進むことが見込まれているようだ。
もしかしたら、その影響が着実に進んでいるのかもしれない。
■妊娠したい男性が増えている!?
未婚率が上昇している日本では、結婚したくてもできない男性が増えている。たとえ子供が欲しくとも、体の構造上、男性は子供を生むことができない。
そんな中、本能で遺伝子を後世に残したいと思うのか「できることなら、自分で子供を生みたい」という男性たちがいるようだ。
全体の割合は一桁台と少ないものの、20〜30代の若い世代では1割を超えており、子供を生みたい男たちが増えているのかもしれない。
将来的にもし男性が子供を妊娠できる時代が到来すれば、少子化問題の解決に向けて、新しい糸口になる可能性も?
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■男性の主張は…
編集部は、「できることなら、妊娠して子供を生みたいという男性」に話を聞くことができた。
「今の日本では、結婚する価値はないと思います。でも、子供はほしい。もちろん、結婚をして女性に子供を産んでもらうのも、ひとつ方法ではありますが…
結婚をせずに自分の子供を産めるのなら、すべてが解決するのに…」(20代・男性)
「結婚をして子供がいるけど、妻が子供を出産したところを見てこれほど嫉妬したことはないですね。妊娠できる女性がほんとに羨ましい。
できることなら、次の子供は自分のお腹に宿して育てたい」(30代・男性)
同じ子供を生みたいという考えでも、合理的な利点を求める者と母性本能を満たしたい者とそれぞれ意見が異なるようだ。
生物学では「生物の究極の目的において、オスは無駄だ」という説もあり、極端にオスの数を抑える生き物もいる。
遠い未来、もしかしたら男性や女性という性別の概念がそもそもなくなり、すべての人が妊娠できるなんて時代がくるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男性696名(有効回答数)