博多道路陥没にシンゴジ実況民反応も「事故を茶化すのはNG」の声

2016/11/08 13:00


(画像はTwitterのスクリーンショット)
(画像はTwitterのスクリーンショット)

11月8日午前5時15分ごろ、福岡・博多駅前2丁目交差点付近で道路陥没事故が発生。陥没の大きさは幅約27メートル、長さ約30メートル、深さ約15メートル。

影響で周辺では停電やガス漏れが発生し周辺道路も全面通行止めとなった。

福岡市交通局は、地下鉄七隈線延伸工事にともなう事故として発表し、原因は調査中。けが人はなく、現場では警察が避難を呼びかけている。

近くのホテルに滞在していたロンドンブーツ1号2号・田村淳もTwitterに現場の写真を投稿している。

同時にネットでは、映画『シン・ゴジラ』の非公式ユーザーイベントである「#シンゴジ実況」が開催中である。

こちらは『シン・ゴジラ』の作中時間に合わせて、ツイッターを使って、まるで現実にゴジラがいるかのように振る舞う遊びだ。

非公式だが、『シン・ゴジラ』の監督をつとめた庵野秀明氏が代表の制作会社「カラー」公式アカウントも盛り上げに貢献している。



■シンゴジ実況の参加者が博多駅前陥没事故に反応

そんな中、シンゴジ実況の参加者が「博多にも巨大不明生物が」や「ゴジラの仕業か」と陥没事故にハッシュタグをつけて呟いている現状がある。

ゴジラと事故現場を重ね合わせたコラ画像まで出ており、やりすぎな感じが否めない。一方、「博多の件には触れるのは不謹慎」との意見も。

すべてのシンゴジ実況の参加者が博多事故に触れているわけではない。あくまで「シンゴジ実況は虚構を現実のように遊ぶべきであり、現実の事故を茶化すのはよい結果を生まない」との意見も多数上がっている。

せっかく盛り上がっているシンゴジ実況が今回の件で潰れてしまうのはもったいない。だが度をすぎれば、最悪の結果が待ち構えているのは火を見るよりあきらかだ。

シンゴジ実況は完遂してほしい気持ちがある。参加者は、きちんと節度を守るべき場面だろう。

・あわせて読みたい→『シン・ゴジラ』の劇中を実況する「シンゴジ実況」がネットで大盛況

(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ

福岡庵野秀明
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