シナボンが日本再上陸4周年 「ミニ」100円に、4日間限定で
米国発祥のシナモンロール専門店「Cinnabon(シナボン)」が11月15日から、日本への再上陸4周年を記念して通常価格300円の「ミニボンクラシック」を100円で提供する。
■シナボンとは
シナモンロールとは、シナモンスパイスやバター風味のクリームを薄く延ばしたパン生地で巻き、焼き上げたところに「フロスティング」と呼ばれる甘く濃厚なクリームをのせたもの。
シナボンが1999年に日本上陸を果たしたことで一大ブームを巻き起こしたが、「大きすぎる」「甘すぎる」などの理由で消費者が敬遠。シナボンも2009年に撤退した。
2012年には、別のフランチャイジーのもとで再上陸。現在は、首都圏を中心に6店舗を展開している。看板メニューは「シナボンクラシック」。ミニボンは、同商品よりも一回り小さいサイズの商品になる。
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■高カロリーで「中毒性」も
シナボンが食べたすぎて原宿。
ペロリと食べた後にシナボンクラシックのカロリーが880kcalと知ってしまったけど愛は消えないッ pic.twitter.com/gOG5KpW79w— ペソコ (@pesocoppe) October 31, 2016
シナボンクラシック1個あたりのカロリーは880キロカロリーとされる。ご飯なら、茶わん5杯分にも匹敵する数値だ。
https://twitter.com/ire0909/status/795985521998581761
なおシナボンの「大きさ」と「甘さ」は、日本でもローカライズをいっさい行わず本国同様だと考えられる。
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■味のポイントは「フロスティング」に
存在感と独特な味わいがファンの心をつかんで離さないシナボンだが、味わいのポイントはどうやら、フロスティングにあるといえそう。
一般的なフロスティングは、粉砂糖に少量の水を加えてから練り上げることでクリーム様の食感を出したもの。シナボンでは水に代わってクリームチーズを加えているとされ、米国のレシピサイトによる分析では粉砂糖・クリームチーズ・マーガリンまたはバターを2対1対1の割合で混ぜた食味に近いという。
冷えても柔らかさを保ち、温めると溶けて滝のように流れる甘いフロスティングが持つ背徳的ともいえるほど「後に引く味」が、中毒性のもとになっているのかもしれない。
ミニボンクラシックが100円で買えるのはシナボン/シアトルズベストコーヒー4店舗とシナボンエクスプレス2店舗の合わせて6店舗で、期間限定ショップは対象外。1人1個限りで18日まで。各店舗で規定の数量に達し次第、提供を終了する。
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(文/しらべぇ編集部・上泉純)