ニューバランス原宿のカフェがお洒落すぎ 非モテを全力疾走で置いていく
ニューバランスに対し、どんな印象を持っているだろうか? 記者が学生の頃は正直「ダサい」と思うこともしばしばだったと記憶している。
しかし、昨今ではニューバランスは「お洒落スニーカー」の代名詞的存在になり、ブームは沈静化しつつあるとは言え、街に出ればたくさんの人が履いている。
履きやすさと機能性が多くの人に支持されている同ブランドだが、どうやら意外な分野でも進化を遂げていたようだ。
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■ニューバランスカフェに潜入
今月5日にオープンしたニューバランス原宿店の4Fにあるカフェ『Nothing Better(ナッシングベター)』。
これは「この上ない」「最高の」を意味する英語であり、ニューバランスがいかに本気かが伝わってくる(ちょっと力んだ)ネーミングだ。
プロデュースは2008年にラテアートの世界チャンピオンに輝いた澤田洋史氏と、ミシュラン一つ星シェフの松嶋啓介氏と、その世界では超一流の両名。
これまた気合の入り方がわかる組み合わせである。
実際に足を踏み入れてみると、店内は開放的な雰囲気。
スタジアムを意識したと言う内装は、デザイナーズ物件のような佇まいだが、床に書かれた白線などスポーティーさも兼ね備える。
電源がないのはマイナスポイントだが、雰囲気が良いので意識が高いビジネスマンには響きそうである。
ベンチ席を見れば、スニーカーがインテリアの一部として活用されていた。
人間に履かれず内装の一部になってしまったのは、スニーカーとしては本来の目的を果たせず複雑な気分かもしれないが、見てる側としてはとてもお洒落だ。
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■ヘルシーで健康に配慮した女子&アスリート向けメニュー
このお店では女性や健康に気を遣う人向けの、ヘルシーなメニューが提供される。まあ、実際問題ニューバランスのカフェでジャンクフードが提供されていたら悲しいわけで、必然的にヘルシー路線にはなるだろうが。
ということで、記者は「一番ヘルシーでアスリートなメニューをください」と注文してみた。
「ベーグルサンド ラタトゥイユ味」(税抜き800円)と、「サワダスタイルラテ」(税抜き600円)である。パニスはベーグルサンドの付け合わせだ。
記者の拙い撮影技術でもこれだけお洒落に写っているのは、メニューそのものが持つフォトジェニックさのおかげだろう。
ベーグルサンドはこのとおり野菜たっぷり。しかし、ラタトゥイユの味付けは思いの外控え目だ。たしかに、これはヘルシーだ。
ベーグルそのものはプレーンな味わいながらも、カリカリサクサクでついついかぶりついてしまう。
また、たまごがたくさん入っているのもナイスなポイント。この近くにはゴールドジムがあるが、運動終わりのトレーニーにも最適そうだ。
ベーグルサンドの付け合わせのパニス。ひよこ豆版のポテトと言った感じで、イソフラボンやタンパク質の摂取が期待できるため、食べる罪悪感はまったく感じない。
もっとも、苦味が強く、塩辛さもないので、健康志向じゃない人はそんなに美味しくないかも。
抹茶ラテも、同様に甘さ控え目で、体に優しい味わい。ほんのりとした苦味が、高貴な雰囲気を醸し出している。
記者は普通に牛乳を選んだが、ソイミルクやアーモンドミルクなど数種類の中から選ぶこともできるそうなので、より健康を気遣いたい人は変えてみよう。
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■「ニューバランス」はお洒落の代名詞に?
記者自身、日頃からニューバランスを履いているため(取材が多い記者という仕事には最適なのだ)、ここ数年でグンとお洒落になっていることは知っていたが、まさかここまでの進化を遂げているとは……。
なんだか中学時代の仲良しだったダサい男友達が、卒業後しばらく会わないうちにすっかり垢抜けてお洒落になっていたような、そんな不思議な気持ちであった。
【Nothing Better】
住所:東京都渋谷区神宮前4-32-16 New Balance HARAJUKU 4F
営業時間:11:00-20:00
定休日:年中無休(施設に準ずる)
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(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓)