大分県の伝統菓子『やせうま』 懐かしい味わいに感動
関サバに鶏天、りゅうきゅうなど、大分県には見た目も美しく華やかな郷土料理がたくさんある。
そのなかでも『やせうま』は少し毛色が異なる、素朴で懐かしい味わいで多くの県民に愛されている絶品の和菓子だ。
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■やせうまとは
やせうまとは小麦粉で練った平たく太い麺を茹で、きな粉と砂糖をかけたシンプルな家庭料理。
起源は平安時代の貴族の子供が乳母が作った菓子を気に入り、「やせ、うま」と言ったという説など、諸説ある。
大分県ではスーパーなどでやせうま用の麺が売っているが、別府市ではカフェや土産物屋の飲食スペースで食べることができる。
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■ボリューム満点だがペロリと食べられる
しらべぇ取材班が訪れたカフェではコーヒーとやせうまがセットになったものがあり、昆布の佃煮と一緒に提供していた。
やせうまだけでかなりボリュームがあるが、素朴な美味しさなのでコーヒーとの相性もバッチリ。ぺろりと平らげてしまった。
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■素晴らしい魅力がたくさんの大分県
大分県にはほかにも温泉で蒸したプリンや、お土産の定番『ざびえる』など、美味しいスイーツが意外に豊富。
旬にはナシやいちじくなどのフルーツもあるので、温泉だけでなくグルメツアーをしてもきっと楽しいはず。
一回も行ったことがないと「温泉県」のイメージくらいしか湧かないかもしれない大分県だが、素晴らしい魅力が山ほどある県ということが行けばわかるだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)