「通勤を楽にしたいからひみつ道具出して」 『ドラえもん』を欲しい理由が判明
すぐ調子に乗るのび太に、ひみつ道具を何度も貸すのは少し甘い気もするが…。
『ドラえもん』を観て、のび太がうらやましいと思った経験がある人も多いはず。
しらべぇ編集部が「ドラえもんが欲しい」と思うかの調査したところ、46.7%もの人が「欲しい」と回答した。ドラえもんの魅力とは、どのようなところにあるのだろうか。
■30〜40代のドラえもん世代
年代別でみると、納得の結果に。
一番多いのは、やはり30から40代のドラえもん世代である。
「小さい頃から、藤子先生の漫画を読んで育った」(40代男性)
「私もダメな子なのに、どうして『ドラえもん』が助けにきてくれないのだろうって想像していた」(30代女性)
この世代の『ドラえもん』に対する思いは、かなり深いものがあるようだ。しかし一方では、こんな答えも。
「どこでもドアを出してもらって、通勤を楽にしたい」(40代男性)
それはドラえもんではなく、ひみつ道具が欲しいだけの気もするのが…。
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■アニメ好きのドラえもん世代の熱き思い
アニメファンでは、わかりやすい結果になっている。
アニメ好きはやはり、『ドラえもん』を欲しいと思っている人が多い。アニメの中では王道すぎてマニアの心がくすぐらないと思ったが、強い人気である。
「自分もドラえもん世代なので、特別な思いがある。のび太のようにドラえもんといっぱい遊んで、ときには喧嘩もしたい。ひみつ道具は、なくてもかまわない。友達として仲良くしたい」(30代男性)
先ほどのひみつ道具を目当てにしていた人とは大違いで、熱狂的なファンにとっては『ドラえもん』が近くにいるだけで幸せなのだ。
『ドラえもん』とのび太は、友達としてお互いを思いやる素晴らしい関係を築いている。人間関係が希薄な現代、そんな友情に憧れる人も多いのかもしれない。すぐ調子に乗るのび太に、ひみつ道具を何度も貸すのは少し甘い気もするが…。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,387名 (有効回答数)