小学校内で喫煙した教師たちを注意 無視された校長に「情けない」の声

2016/11/16 19:30


大分タバコ
(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Thinkstock)

受動喫煙防止などの観点から、年々分煙化が進んでいる日本。企業でも喫煙所を設けるなど、喫煙者と非喫煙者が共生できるように取り組みが進んでいる。

しかし、喫煙者の中にはどうしても我慢できなくなり、マナー違反する人もいるようだ。大分県で発生したとある騒動が、今注目を集めている。



■機械室を喫煙室に…校長が注意するも言うこと聞かず

敷地内が全面禁煙となっている大分県内の小学校で、男性教諭3人が校舎1階の機械室を「喫煙所」として使用していたことがわかった。

県の教育委員会などによると、2014年10月頃から機械室に灰皿代わりの空き缶などを持ち込み、休み時間や放課後に喫煙していたそう。

機械室は施錠されていたが、鍵を使って無断で入室していたとのことである。また、以前は敷地外で吸っていたそうだが、「住民から苦情が来たから」という理由で校内で隠れて吸うに至ったらしい。

県の教育委員会は処分を検討しているそうで、喫煙の事実を把握していたのにも関わらず、市教委への報告を怠った同校の校長の処分も検討されているという。

なお、校長の話では、着任間もない昨年4月に事態を把握し、口頭で数回注意したそうだが、3人は「隠れタバコ」をやめなかったという。


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■ネット民も大いに呆れる

これにはネット民も呆れている様子で、「いい大人が中学生かよ」「校長頼りなさ過ぎる」「こんな奴らが子供に規則なんて教えるなんて」「隠れタバコって生徒のすることでは」などの声が集まっている。

一方、中には「昔との違い」を痛感し、ときの流れは恐ろしいとしみじみする人もいるよう。


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■職場で無視している人がいる割合は…

あくまで彼らの供述が正しければの話ではあるが、残念ながら校長の言うことは聞いてもらえず、教師たち3人は「隠れタバコ」を続けてしまったという本案件。

規則違反ももちろん問題だが、校長に権威がなく、本人の自覚に任せていたという意味でも悲しい話だ。

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ちなみに、しらべぇの調査では「会社で完全無視している人がいる?」という問いに対し、「いる」と回答したのは全体の17%だった。

喫煙者のイメージを喫煙者が悪化させる……そんな事件が減ることを願いたいものだが。

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(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo 
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
 
対象:全国20~60代の会社員の男女463名(有効回答数)

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