女性のホストクラブ経験は「1割以下」 ハマる女子の体験談に驚愕
坂口杏里がAV出演をしたのは、ホストクラブにのめり込み多額の借金を作ったからだと言われている。女性たちはそれほど気軽に、ホストクラブに行くものなのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の女性691名に「ホストクラブに行ったことがあるか」の調査を行なった。
ホストクラブに行ったことがある女性は、1割にも満たない。
しらべぇ既報のとおり、男性の3人に1人はキャバクラに行った経験があることが判明している。やはり女性のホストクラブの敷居は高いようだ。
■「行ったら最後」と女性からは怖いイメージが
年代別では若い世代が若干多い感じもするが、どの世代も1割を超えることはない。
男性なら仕事の付き合いなどで、キャバクラに行く機会も多いだろう。しかし女性同士では、二次会に「ホストクラブに行こう」とはならないようだ。
「客引きに声をかけられることはあるけど、ついて行ったら大変なことになりそうだから無視する」(20代女性)
「ちょっと興味があるけど、行く勇気がない。ハマったら怖いし」(30代女性)
やはり怖いイメージから、足を運ぶ気になれないようである。
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■貯金を使い果たしホスト通いから卒業
ホストクラブにハマった経験のある30代女性。きっかけは、客引きからだった。
「アパレル系の販売員をしていたのですが、仕事のストレスがたまっていたのか普段なら断るところをついて行ってしまいました」
ホストクラブは、初回だけ格安料金になっている。そこで在籍するホストが次々とあいさつをして、次につなげようと奮闘するのだ。彼女はここで、お気に入りを見つける。
「入って間もないホストに、入れあげてしまって。『なんとかこの子を上にしたいな』って、よくわからない使命感も出てきて。頻繁に通うようになり、びっくりするほどの勢いで貯金がなくなっていきました」
彼女は貯金がなくなったが、それで済んでよかったと思っている。
「私は『このままではやばい』と思って、ホスト通いを卒業できたのが幸いですね。ホストクラブに通い続けるために、風俗で働く女性も多いみたいなので」
男性がキャバクラに行くように、女性が気軽にホストクラブに行く。そんな時代は、いつか来るのだろうか?
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の女性691名 (有効回答数)